授乳時に乳首が痛い!ママの乳首の悩みを解決する9つの対処法
出産後すぐに起こるトラブルとして挙げられるのが、授乳時の乳首の痛み、ではないでしょうか?
ママと赤ちゃん、お互いに初めてのことだから、上手く授乳ができず、気づいたら乳首が切れていた、なんてことも。
痛みを我慢しての授乳はとても辛いですね。苦痛に耐えられず母乳育児を断念してしまった、なんてことにならないために、今から痛み対策を知り、授乳が楽しく続けられるように色々と試してみましょう。
今回は、そんなママたちのために、授乳時の痛みについて詳しく医師に解説していただきました。
授乳時の乳首の痛みの原因
赤ちゃんのくわえ方が浅く、吸う力が乳首にだけかかっていることが大きな原因です。
歯が生えてくると、歯で噛まれる痛みが加わります。下の歯は舌に隠れますが、上の歯は直接乳首に当たり、出血することもあります。
また、飲み終わって飽きてきたころに噛むこともあります。
陥没乳首の授乳はどうすれば良い?
乳首だけではなく乳輪を覆うほど大きく口を開けさせて授乳しているうちに、乳首が柔らかくなり陥没が改善することもあります。
乳頭保護器を使ったり、乳頭を柔らかくするために妊娠中からマッサージをすることも効果的です。
出産前にできる授乳時の乳首の痛み予防対策
乳首の根本を親指と人差し指でつまみ、引き延ばすようなマッサージを行うこともありますが、乳頭刺激は子宮収縮を招くこともあり、34〜37週を超えてから行うようにします。
お腹が張りやすい人や帝王切開予定の方は、乳頭マッサージをしてはいけないこともありますので、いつからマッサージをして良いかは産科医や助産師と相談してください。 母乳外来とはどんな所?
主に助産師が、母乳育児の指導や乳房マッサージを行います。
産院に付属していることもありますし、助産師が単独で開業して行っていることもあります。自宅まで出張してくれる助産師もいます。
健康保険は適応されませんが、医療費控除の対象になることがありますので領収書は保管しておいてください。都道府県の助産師会のWebページから案内を探すことができます。 授乳時の乳首の痛み対策
授乳クッションを使う
授乳の最初から最後まで良い位置をキープするために、十分高さのある授乳クッションを使い、赤ちゃんの力で乳首が引きちぎられないようにします。
乳房を少し押しつぶし、口に入りやすい形にする
先だけちゅぱちゅぱ吸うのではなく、赤ちゃんが大きく口をあけるのを待ち、乳輪のほとんどが口に入るほど大きくくわえさせます。
乳房と逆の手で乳房を少し押しつぶし、口に入りやすい形にしてから口に入れさせるようにします。
浅くくわえているときには一旦外して(口と乳房の間に指を入れて口を離させます)再度くわえ直させます。
赤ちゃんのポジションを変える
時々赤ちゃんのポジションを変え、縦抱きやフットボール抱きにすることで、乳首の一か所にだけ圧がかかるのを避けます。
乳頭を柔らかくする
産後直後の皮膚が柔らかいうちに頻回に授乳することで乳頭を柔らかくし、母乳分泌量を増やすようにすると、無理に吸わなくても母乳が出るようになり、乳首に圧がかかりにくくなります。
乳房の圧を抜く
乳房が張りすぎているときには、絞って圧を抜き、少し柔らかくなってからくわえさせます。
馬油や羊油などの油を塗る
乳首の根本に裂け目ができている場合は、馬油や羊油など油を塗って保護します。
乳首の先に水ぶくれ(水疱)や血豆ができている場合は、油を塗った上から食品用ラップでカバーしたり、下着をゆるいものにしたりしてこすれないようにし、シャワーや洗浄綿で拭いて清潔に保ちます。潰れると細菌感染を起こし乳腺炎につながることもあります。
乳頭をマッサージする
乳の出る穴に白い栓のようなものが詰まる白斑がある場合、乳頭をマッサージして詰まりを取ったり、吸わせる角度を変えます。油モノや乳製品を多く食べていた場合は食事を見直します。
乳頭保護器
乳頭保護器を使用するのも良いでしょう。
使い方ですが、柔らかいものや硬いもの、形状など様々な種類があるため、産院にいる間にどのようなものがあるか見てみたり、使い方の指導を受けておくとよいでしょう。
また、嫌がって吸わない場合は、お湯で人肌に温めるとよいこともあります。
その他
噛まないように言い聞かせることも対策の一つです。噛み始めたら乳房を顔に押し付けたり、鼻をつまんで口を離させることもあります。 痛くて仕方ないときの授乳方法
しばらく乳首を休ませるために、母乳は搾乳して哺乳瓶で飲ませることも良いでしょう。そういう場合のために、普段から哺乳瓶や人工乳首を1日1回程度はくわえさせ、慣らしておけると安心です。
お母さんが病気で薬を飲む必要が出てきたり、誰かに預けて外出しないといけない場合にも有効です。
最後に医師から一言
乳房から直接授乳することは貴重な体験ですが、痛みのために授乳が苦痛になり、母乳育児を望んでいたのに断念される方もおられます。
あきらめてしまう前に、母乳育児に詳しい助産師に相談してみることを検討してみてください。
(監修:Doctors Me 医師)
ママと赤ちゃん、お互いに初めてのことだから、上手く授乳ができず、気づいたら乳首が切れていた、なんてことも。
痛みを我慢しての授乳はとても辛いですね。苦痛に耐えられず母乳育児を断念してしまった、なんてことにならないために、今から痛み対策を知り、授乳が楽しく続けられるように色々と試してみましょう。
今回は、そんなママたちのために、授乳時の痛みについて詳しく医師に解説していただきました。
授乳時の乳首の痛みの原因

赤ちゃんのくわえ方が浅く、吸う力が乳首にだけかかっていることが大きな原因です。
歯が生えてくると、歯で噛まれる痛みが加わります。下の歯は舌に隠れますが、上の歯は直接乳首に当たり、出血することもあります。
また、飲み終わって飽きてきたころに噛むこともあります。
陥没乳首の授乳はどうすれば良い?

乳首だけではなく乳輪を覆うほど大きく口を開けさせて授乳しているうちに、乳首が柔らかくなり陥没が改善することもあります。
乳頭保護器を使ったり、乳頭を柔らかくするために妊娠中からマッサージをすることも効果的です。
出産前にできる授乳時の乳首の痛み予防対策

乳首の根本を親指と人差し指でつまみ、引き延ばすようなマッサージを行うこともありますが、乳頭刺激は子宮収縮を招くこともあり、34〜37週を超えてから行うようにします。
お腹が張りやすい人や帝王切開予定の方は、乳頭マッサージをしてはいけないこともありますので、いつからマッサージをして良いかは産科医や助産師と相談してください。 母乳外来とはどんな所?

主に助産師が、母乳育児の指導や乳房マッサージを行います。
産院に付属していることもありますし、助産師が単独で開業して行っていることもあります。自宅まで出張してくれる助産師もいます。
健康保険は適応されませんが、医療費控除の対象になることがありますので領収書は保管しておいてください。都道府県の助産師会のWebページから案内を探すことができます。 授乳時の乳首の痛み対策

授乳クッションを使う
授乳の最初から最後まで良い位置をキープするために、十分高さのある授乳クッションを使い、赤ちゃんの力で乳首が引きちぎられないようにします。
乳房を少し押しつぶし、口に入りやすい形にする
先だけちゅぱちゅぱ吸うのではなく、赤ちゃんが大きく口をあけるのを待ち、乳輪のほとんどが口に入るほど大きくくわえさせます。
乳房と逆の手で乳房を少し押しつぶし、口に入りやすい形にしてから口に入れさせるようにします。
浅くくわえているときには一旦外して(口と乳房の間に指を入れて口を離させます)再度くわえ直させます。
赤ちゃんのポジションを変える
時々赤ちゃんのポジションを変え、縦抱きやフットボール抱きにすることで、乳首の一か所にだけ圧がかかるのを避けます。
乳頭を柔らかくする
産後直後の皮膚が柔らかいうちに頻回に授乳することで乳頭を柔らかくし、母乳分泌量を増やすようにすると、無理に吸わなくても母乳が出るようになり、乳首に圧がかかりにくくなります。
乳房の圧を抜く
乳房が張りすぎているときには、絞って圧を抜き、少し柔らかくなってからくわえさせます。
馬油や羊油などの油を塗る
乳首の根本に裂け目ができている場合は、馬油や羊油など油を塗って保護します。
乳首の先に水ぶくれ(水疱)や血豆ができている場合は、油を塗った上から食品用ラップでカバーしたり、下着をゆるいものにしたりしてこすれないようにし、シャワーや洗浄綿で拭いて清潔に保ちます。潰れると細菌感染を起こし乳腺炎につながることもあります。
乳頭をマッサージする
乳の出る穴に白い栓のようなものが詰まる白斑がある場合、乳頭をマッサージして詰まりを取ったり、吸わせる角度を変えます。油モノや乳製品を多く食べていた場合は食事を見直します。
乳頭保護器
乳頭保護器を使用するのも良いでしょう。
使い方ですが、柔らかいものや硬いもの、形状など様々な種類があるため、産院にいる間にどのようなものがあるか見てみたり、使い方の指導を受けておくとよいでしょう。
また、嫌がって吸わない場合は、お湯で人肌に温めるとよいこともあります。
その他
噛まないように言い聞かせることも対策の一つです。噛み始めたら乳房を顔に押し付けたり、鼻をつまんで口を離させることもあります。 痛くて仕方ないときの授乳方法

しばらく乳首を休ませるために、母乳は搾乳して哺乳瓶で飲ませることも良いでしょう。そういう場合のために、普段から哺乳瓶や人工乳首を1日1回程度はくわえさせ、慣らしておけると安心です。
お母さんが病気で薬を飲む必要が出てきたり、誰かに預けて外出しないといけない場合にも有効です。
最後に医師から一言

乳房から直接授乳することは貴重な体験ですが、痛みのために授乳が苦痛になり、母乳育児を望んでいたのに断念される方もおられます。
あきらめてしまう前に、母乳育児に詳しい助産師に相談してみることを検討してみてください。
(監修:Doctors Me 医師)