【プロ野球】巨人をトラウマ級の3タテ。強すぎる広島! こうなったらあえて“アラ”を探してみた! (2/2ページ)
■打線も絶好調! じゃあ誰に白羽の矢を立てる?
打線は言うまでもなくセ・リーグナンバーワンだろう。とにかく打ち勝っている。
年齢が懸念材料だった新井貴浩、エルドレッドも絶好調で4月12日の巨人戦では2人揃って2打席連続ホームラン。丸佳浩、鈴木誠也、田中広輔らも打率3割を超え、チーム打率は.287。盗塁もリーグトップの13個と昨季の積極性は健在だ。
強いて挙げれば、WBC帰りの菊池涼介が打率.250とやや出遅れているが、スランプというほどではない。
アラを探してみても、現段階ではなかなかアラが見つからない……。「打線は水物、今は打ち勝っていてもどうなるかわからない」という小言ぐらいしか思い浮かばない。悔しい!
こうなったら、伸び悩む堂林翔太でも槍玉に挙げようか、と邪心が芽生えたが、代打で打率.429(7打数3安打)、出塁率.500。なんと代打の切り札になっていた。
叩きどころがないので、もう一度繰り返したい。打線は水物である、と。
■忘れるな、好調は鯉のぼりの季節までだ
投打ともに瑞々しく、今のところは“アラ”が見当たらない広島。しかし、カープファンは忘れているのではないだろうか。広島のスタートダッシュは「恒例の椿事」であったことを。
広島で育った非カープファンである筆者は何度も目撃した。4月の好調で「今年は優勝じゃああああ!」と気勢を上げ、梅雨頃になると「なんだかんだ言うても、鯉のぼりの季節までなんよ」と達観したフリをするカープファンの姿を。
オールドカープファンの皆さん思い出してください。不安になってください。この好調は幻です!
「前田健太の穴」「打撃は水物だ」「春だけ」。昨年も同じようなことを言った気がするが、やっぱり逆張りはやめられない。
現段階ではアラは見つからなかったが、今後もカープの試合に気を配り、重箱の隅までじっくりと覗き込んで、不安な点が見つかり次第、針小棒大にお伝えするつもりだ。
文=落合初春