過去のトラウマが原因で!? 大人で「人見知り」になる人の共通点 (2/3ページ)
◇(1)完璧主義タイプ
80点の自分では満足できず、常に100点を目指す完璧主義タイプは、態度や身なり(容姿や服装)も隙がない人が多いため、周りに「高嶺の花」「完璧すぎて話しかけにくい」という印象を与えがちです。結果、それが本人の孤独感情につながって内気になっていることがあります。
完璧主義は長所でもありますので無理に矯正すると長所が失われてしまいます。従って、完璧主義の部分をどうこうするよりも、常に笑顔を心がけて周囲の人が話しかけやすい雰囲気づくりを心がけましょう。
◇(2)自意識過剰タイプ「かっこいい自分」「デキる自分」など、意識の方向が自分に向きすぎている人が自意識過剰タイプです。このタイプは自信の根拠を社会的地位や財産といった、流動的で他者評価が必要となるものに委ねてしまうため、常に心が不安定なのが特徴です。そしてそのことが人見知りになる原因となっています。
このタイプが「人見知り」を克服するには、意識のベクトルを自分に向けるのではなく、他者に向けているか、「振り返る時間」を持つことです。例えば「今日話した相手はどんな表情で何の話をしていたかな?」ということを数時間後に思い出せなかったら、過ごした時間は相手のことよりも自分の内側だけに意識が向いている状態だったということ。このように、行ったコミュニケーションの振り返りを続けていくことが克服のコツです。
◇(3)不安症タイプ「自分の言動に自信が持てない」「これでいいのか不安……」など、不安心から身動きがとれず無口になったり行動が制限される人は不安症タイプです。このタイプは過度になると社会性不安障害という疾患につながったり引きこもったりしてしまいます。
予期不安(未来のことを考えてわき起こる不安)からの人見知り克服のコツは「なるようになれ!」という開き直りの心を持つことと、万が一何かが起きても「あるがままを受け入れる」という心持ちです。あまりにも不安でつらいときは、医療機関の受診やカウンセラーと一緒に、心理療法や行動療法を受けるのもよいでしょう。