スキルアップに繋がった! 新人時代の失敗が役に立った瞬間8選

フレッシャーズ

新入社員のころは誰しも慣れない仕事や職場での振る舞いで、なにかしら失敗をしてしまうことが多いと思います。失敗をしてしまうと恥ずかしいし、怒られると気持ちが沈んでしまいますよね。でも、そんな失敗経験が活かされて、後々のスキルアップにつながってくることもあります。今回は社会人のみなさんに、後で役立った新人のときの失敗経験について聞いてみました。


■ミスが予防できるように

・書類のミスをしたことで、次からはチェックする習慣がついた(女性/23歳/人材派遣・人材紹介)
・段取りの確認をするようになったこと。仕事の段取りを間違えて取引先にまで迷惑をかけてしまい、2度とその仕事は失敗しまいと丁寧にやっていた。今は別の仕事だが上司には丁寧な仕事で助かると言われる(女性/47歳/その他)
・きちんと確認した上で仕事を進めるようになった。新人のときはよくわからないまま仕事を進めて失敗していたから、同じ轍は踏まないようにしている(女性/25歳/生保・損保)
・一度失敗したことから、準備をしっかりするようになり、企画がスムーズに進むようになった。事前の連絡や下見をすることで、落ち着いて行動することができるようになった(女性/36歳/その他)

■対人関係のスキルアップ

・対人関係がうまくなった。コミュ力が上がった(女性/27歳/アパレル・繊維)
・気難しい得意先の担当者と仲良くなれたとき。新人のときに怖いものなしでガツガツ行ったら、その後の得意先との関係作りに自信がついたから(男性/35歳/食品・飲料)
・接客が丁寧だねとほめられたとき。新人のときに接客でミスをしてしまい、丁寧な接客を心がけていたので、それが活かされて今がある(女性/30歳/その他)
・お客さんの対応でスムーズにできるようになった。一度失敗して、コツを掴むことができた(男性/27歳/学校・教育関連)

■電話対応のスキルアップ

・電話対応。最初は電話に出るのも嫌だったが、数をこなしていくうちに慣れてきた(男性/34歳/運輸・倉庫)
・電話での謝罪がうまくなった。相手の言い分をゆっくり聞くことから、対処は始まると知ったから(男性/50歳以上/運輸・倉庫)
・クレーム対応。失敗を重ねるうちに相手がなにを求めているのかわかるようになってきた(男性/33歳/金属・鉄鋼・化学)
・電話対応がスムーズにできたとき。新人時代に先輩に怒られたので(男性/32歳/電機)

■会話・トークのスキルアップ

・言葉遣いがステキと言われたこと。新人の頃、おかしな敬語を使ったことがあり、それ以降かなり気を付けるようになったから(女性/33歳/食品・飲料)
・言葉遣いがきれいだねと言われたとき。新人の時に敬語が苦手でかなり勉強したことがあったから(女性/33歳/アパレル・繊維)
・プレゼンでうまくしゃべれたとき。新人のとき、進捗の司会をまかされてうまくしゃべれなかったので努力したから(女性/41歳/情報・IT)
・話しているときの笑顔がいいと言われたとき。はじめは笑顔ができなくて練習したから(男性/31歳/学校・教育関連)

■その他

・ミスに事前に気が付いたとき。ミスを感知する能力が上がったから(男性/40歳/情報・IT)
・来客応対。失敗しているうちに来客応対がだんだんうまくなった(男性/26歳/団体・公益法人・官公庁)
・メモの取り方。些細なことでもメモしておく習慣がついたので、いざというときに役に立った(男性/28歳/情報・IT)
・後輩にアドバイスできたとき。失敗しているから同じようなミスをしないようにアドバイスできた(男性/50歳以上/食品・飲料)

多かったのが、新人時代のミスをきっかけに事前確認や作業方法の見直しなど、失敗を事前に予防するような策を講じるようになったという意見。一度失敗してみることで、より仕事に丁寧に責任を持って取り組むと言う意識が芽生えたのかもしれませんね。

どの失敗も当時は悔しい思いをした人が多いようですが、失敗をバネに努力したことで後々になって「あのとき失敗しておいてよかった」と思えるような成長に繋がっていますよね。新入社員のみなさんも今は日々失敗の繰り返しかもしれませんが、いつかその経験が活かせるようになぜ失敗したのか振り返って、対策を練ってみるといいかもしれません。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年4月
調査人数:社会人男女202人

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