嵐・相葉雅紀『探偵貴族』初回2桁で関係者安堵「月9が延命できた」 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■ジャニーズばかりが出演する月9の”数字主義”

 嵐効果を思う存分に利用したい制作側の思惑が透けて見える『探偵貴族』だが、3ヶ月という長い期間を、相葉の人気だけで乗り越えれるのだろうか。2話以降、安定した視聴率を保つことができるのかに注目が集まっている。

「制作サイドからすれば、この結果で『やっぱり知名度の高いジャニーズは数字が取れる』と局側の狙いは当たったといえるでしょう。本作が終了すれば夏からは、山下智久(32)主演の『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』がスタートするなど、今後も立て続けにジャニーズが主演を務めます。月9は昨今、低視聴率で批判が多かったため、ドラマの内容は一旦置いて、どんな手を使っても数字を稼いでいくという手法に出ている。今回の『探偵貴族』の2桁スタートで、”月9は延命できた”と喜ぶフジテレビ関係者もいます」(前出・芸能関係者)

 結果、相葉を起用することで局側の思惑通りに数字が出たため、今後月9でのジャニーズタレントの起用はますます加速することになるだろう。

「少なくとも今年いっぱいはジャニーズを起用し、視聴率の強化を図るかもしれません。しかし、大惨敗した『カインとアベル』の主演もHey! Say! JUMPの山田涼介(23)でしたが、こうした例も踏まえて幅広い年齢層に知られるアラサーのキャスティングに絞られていくでしょう」(芸能記者)

 月9がジャニーズによって黄金期を取り戻すことができるのだろうか。まずはドラマの中身を重視してほしいものだが果たして?

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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