乳がんのステージ2はどんな状態? 気になる症状と治療方法とは (2/4ページ)
逆に石のように固く、位置が動かない場合は乳がんの可能性があります(ただし自己判断では良性のしこりだったとしても、念のために診察へ行くことをお勧めします)。
簡単なものですが、こういったセルフチェックから乳がんを発見したという患者さんもたくさんいます。早期発見のために、こういった方法は頭に入れておきたいですね。 ステージ2で行われる乳がん治療ステージ2の段階では、腫瘍が大きい場合は「摘出手術」や「放射線治療」などで行われることが多いですね。
摘出手術
乳がんの摘出手術というと、乳房をすべて取り除いてしまうというイメージを持っている方もいるかもしれませんが、最近では乳房温存手術というものもあり、必ずしも全摘出になるとは限りません。
だいたい腫瘍の大きさが4㎝よりも小さいと、乳房温存手術で済ませられることが多いですね。温存手術の場合も脇のリンパ節を摘出するのはおなじですが、胸の筋肉に関してはほとんどそのまま残しておきます。
こうすることで胸の形は保ったまま、がん細胞を取り除くことができるというわけです。
もちろん腫瘍の大きさが4㎝を越えていたり、あるいは腫瘍が2つ以上、離れた場所存在しているという場合は摘出手術の方が望ましいですが...
放射線治療
放射線治療はがん細胞に高エネルギーのX線を当てて治療する方法です。がん細胞がある箇所だけピンポイントで照射できるうえ、がん細胞を死滅させることができるため非常に優れた治療法となります。
そして何より素晴らしいのが、再発率を大幅に抑えてくれるということですね。乳房温存手術だけで治療した場合、20年以内の再発率は平均で約40%と高めの数字が出ています。
しかし、そこに放射線治療を加えることで、14%にまで減少させることができるのです。
また摘出手術を受けた場合でも、実は再発率は意外と高く、20~30%ほどの数字が出ています。しかし、やはり放射線治療も併せて受けておけば2~3%にまで抑えることができるのです。