オートパイロット戦線に先鞭! GPSなしでも自分で飛ぶ国産ドローン登場【国際ドローン展】 (3/3ページ)

FUTURUS

自力で幅広い空域を飛び回るロボットは、もうSFなど“空想のもの”でなく、“現実のもの”になっているのだ。


■ 下水管点検用ドローンも開発中

ACSLでは、他にも開発中の下水管点検用ドローンを参考出品。

撮影:平塚直樹

日本の下水管の場合は、直径が400mm以上のものと200mmのものがあり、今回展示したのは400mmに対応したモデル。より小型の200mm管対応モデルも今後開発するという。

このドローンの実際の運用イメージは、マンホールの穴からドローンを投入し、管内に破損箇所などがないか、搭載カメラでチェックするというもの。

飛行はパイロットによる操縦のほか、やはり自律飛行も視野にいれて開発中。下水管の場合もGPSが届かないことが想定できるため、はやり赤外線センサーなどの技術が投入されることが予想される。


■  国産が世界に通用する日

最後に、特筆すべき点がもうひとつ。ACSL製ドローンは、日本で開発され、使用するパーツも国産の「純日本製」ということだ。

現在のドローン市場では、まだDJI社など海外製モデルのシェアが圧倒的。国産ドローンが、例えば自動車のように世界市場で受け入れられるかどうかも、今後のドローン発展のカギになる。

撮影:平塚直樹

そういう意味でも、こういった高性能モデルが出てきたことは、国産ドローンが世界へ羽ばたく一歩になるといえるだろう。

ドローンの市場規模は、2020年までに国内だけでも1,400億円、世界規模では2兆円を超えるといわれている。もちろん、その後もIoTの潮流のひとつとして、世界的に市場は右肩上がりになることは間違いない。

これら国産ドローンの動向に、今後も注目したい。

【画像】

※ 株式会社自律制御システム研究所 – 第3回 国際ドローン展2017 (撮影:平塚直樹)

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