ついついお金を入れちゃう! コインが「くるくる」まわる魅惑の募金箱 (2/2ページ)
科学技術館に行くと、受付で聞いてみた。「あの~、コインがくるくる回る募金箱があると聞いて来たんですが」と言うと、「あ、そこですよ」と教えてくれたのは、受付のすぐ横だった。
10円玉を入れてみた
「まず10円玉から入れてみよう」と、小銭入れから10円玉を取り出し、入れてみた。あっという間に滑り落ち、くるくると回転し始めた。最初のうちは大きくゆっくりと回っているが、徐々にスピードを上げ、中心に近づいていく。やがて穴の中に吸い込まれていく。
「なるほど、おもしろい!」と、実感した。
次に、100円玉、1円玉と試してみたが、微妙に違いがあり、それがなんとも不思議だ。子どもが夢中になるのが、よく分かる気がした。
最後に、500円玉を投入することに......。なぜか緊張する。
500円玉を投入すると...
500円玉は美しい弧を描きながら回転し、吸い込まれていった。「やはりコインも高価な方が美しいパフォーマンスを見せるのだろうか」、いつのまにか取材の目的を忘れているのに気付いた。「募金」という目的も忘れてしまう、魔力を秘めた「くるくるコイン」だった。