【医師監修】角栓はピンセットで除去していいの? 原因と正しいケアのコツ (1/2ページ)
角栓が目立つと、ついつい自分で除去したくなる人が多いのでは? とはいえ、そもそも角栓は除去してもいいものなのでしょうか。この記事では、毛穴が詰まる原因や角栓の正しいケア方法、かえって悪化させてしまう除去方法を皮膚科医の宇井千穂先生に解説してもらいました。
■角栓が目立つ原因って? (1) 皮脂の過剰分泌角栓とは、毛穴につまる皮脂や角質のこと。10~30歳代の青年期は、顔面、背部、前胸部などの脂漏部位に皮脂が多く溜まってしまうと、角栓が目立ちます。ホルモンバランスを崩してしまうと、皮脂腺の機能が進んでしまうことがあり、これにより皮脂が多く溜まっていきます。
(2) 角化異常不潔にしておくと、毛穴が角質でふさがれてしまいます。また、細菌や外的刺激によって、毛穴が刺激され、角化が引き起こされます。これにより、さらに皮脂の溜まりも激しくなってしまいます。
(3) ニキビホルモンバランスが乱れたり炎症が悪化してしまうと、ニキビになります。すると、毛穴に異常が起こり、角栓が目立ってきてしまいます。
■角栓は除去していいの?角栓を増やしてしまう問題がなければ、角栓は皮膚のターンオーバーで自然に取れていくものですので、特に取らなくてはいけないものではありません。 角質を除去すると、角質のもともとの働きである、外部からの異物や細菌などの侵入を守ってくれる役割を果たせなくなります。また、角質を除去するときに、同時に皮膚も剥がしてしまうことにもなりかねません。ほかにも、皮脂や角質が減少することで、皮膚が反応してしまい、より過剰に皮脂を作り出そうとして、角栓が悪化してしまうことがあります。 そのため、正しい角栓のケア方法を知る必要があります。
■角栓の正しいケア方法 (1)清潔にする洗顔の目的は、化粧品の汚れや過剰な皮脂を除去し、清潔にすること。ただ、洗顔するときに力を入れすぎて、肌をゴシゴシと刺激しながら洗ったり、長々と洗ったり、日に何度も洗うなどの過剰な洗顔はしないようにしましょう。また、洗顔料をきちんと泡立てて、こすり洗いにならないように気をつけましょう。