グーグルマップが招いた悲劇。グランド・キャニオンの中心でヘルプを叫ぶ(アメリカ)
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グーグルマップというのは便利なもので、目的地までのルートを簡単に検索できる。某アップルのマップよりも正確で、そりゃもう、グーグルマップに頼り切って日々を行動している人もいるかと思う。あ、ごめん、それってあたしだ。
だがあまり頼りすぎるととんでもないこととなる。アメリカのある女子大生の身に、笑っては済まされないようなハプニングが降りかかったようだ。
・春休みに一人でグランド・キャニオンへ
北テキサス大学の学生、アンバー・バネックさん(24歳)は、春休みを利用して一人旅に出掛けた。これまでにも何度か一人旅をしたことがあるそうで、今回の目的地はアリゾナ州北部のグランド・キャニオン、サウスリムだ。
自家用車でサウスリムに到着してハイキングを楽しんだ後、グーグルマップでハヴァス滝を検索して次の目的地に設定した。表示されたルートによると、一番近い高速道路まで約64kmの道のりだった。
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・走っても走っても高速道路が見つからない
彼女は車を走らせた。どんどん走らせた。約112kmも走らせた。だが、まったく高速道路にたどり着かない。むしろ、ずっと砂漠。スマホの電波も届かなくなった。焦った彼女はさらに車を走らせて、そしてガス欠した。
これは後で分かったことだが、グーグルマップのGPS信号を発信したとき、バネックさんは未舗装の道路にいたらしい。そのため、彼女の“現在地”をグーグルマップが数マイルも勘違いしてしまった可能性がある。恐らく、そもそもの出発地点を間違えていたのだ。
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・いろいろな方法でSOSを叫んでみたが・・・
それから5日間、バネックさんは砂漠で過ごすことになる。幸いなことに、食べ物や水などは車に積んでいた。ガス欠になったこと以外は、準備万端だった。
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なんとかしなければと、さまざまな方法で助けを求めることにした。石を「HELP(助けて)」の形に並べてみたり、ノートに「PLEASE STOP(止まってください)」などと書いて看板風に設置してみたりした。でも、助けはやって来ない。
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・死の危険も感じた5日間の一人旅
そこで、スマホの電波が届くところまで歩き、電話で助けを呼ぶことにした。約11km歩いた。911(アメリカの緊急通報ダイヤル)に76回もかけた。ついにココニーノ郡保安官事務所につながったが・・・オペレーターが彼女の正確な場所を把握する前にスマホの電源が落ちた。
結局、それから40分後に救助ヘリがやって来て、バネックさんは無事に保護されたんだ。
バネックさんは、
パニックになったわ。なんとか正しい道路を見つけようと、あてもなくさまよったらガス欠したの。迷ったと気づいた時点で、じっとしていればよかった。このまま、ここで死んじゃうのかなって、すごく怖かったわと、今回の恐怖の一人旅について語っている。
いくら旅慣れている人でも、こんな目に遭ったらさすがに怖いんじゃあないかな。まあ、グーグルマップに限らず、GPSのご利用は計画的に、だな。
via:WFAA・Go fund me・Dallas news・Viralnova・translated by usagi / edited by parumo
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