ママさん必見!妊娠初期段階から確認できる「心拍数」からわかること
妊娠が成立し、しっかりと胎のうが確認できると、次は胎芽や胎児の心拍も確認できるようになります。
妊娠初期に確認できる胎児の心拍数は、お腹の中の赤ちゃんがどんな様子なのかを知るためのひとつの手段でもあります。
そんな妊娠時の胎児の心拍について今回ご説明します。
要チェック項目
□胎児の心拍が確認できるのは妊娠6週目ごろ
□心拍が確認できると流産のリスクは低下する
□妊娠初期のの心拍数の正常値は120~160回/分 胎児の心拍が確認できるのはいつ? 妊娠が成立し、胎児の心拍が確認できるようになるのは妊娠6週目ごろとされています。
心拍が確認できるのは、胎のうや胎芽が確認できてからになります。
この『胎のう・胎芽・心拍』の3つが確認できると、初めて正常に妊娠していると確定診断がされ、医師から母子手帳の交付申請書をもらい、手続きができるようになるのです。
また、この心拍が確認できると流産のリスクが低下すると言われています。
仮に流産となった場合も、ママのせいではありません。妊娠初期の流産の原因は、胎児の染色体異常により妊娠状態を継続することができなかったためだと考えられています。
仕事や運動などが原因で流産となるケースはごく稀なので、自分を責めないでくださいね。
妊娠12週目を過ぎると、聴診器で心音も確認できるようになります。
ママだけでなく、健診に立ち会えないパパや家族も市販されている専用の聴診器で胎児の心音が聴けて心拍を確認でき、一緒に喜びを感じることができますよ。 心拍が確認できない! 考えられる原因は? 妊娠が成立していて、胎のうを確認できていても心拍を確認できないことがあります。その原因はさまざまですが、主な3つをご紹介します。
心拍が確認できない原因
・一般的に心拍確認できるとされている妊娠6週目以前だから
・胎のうは確認できているが、胎芽や心拍を確認できない(流産している可能性がある)
・生理不順や生理周期が長い人で、妊娠週数の数え方を誤っている
心拍を確認できる時期は遅くても妊娠8週とされています。
1つ目と3つ目で、産婦人科医からまた後日改めて受診するように言われているのであれば、焦らずに次の健診を待てば良いですが、もし何か心配に思うことがあれば、その時は次の健診を待たずに受診しましょう。 心拍が確認されると流産のリスクは下がる? 胎児の心拍を確認できると、流産のリスクは下がると言われています。
妊娠初期の流産の確率は、約15%と言われており、大半が15週目までに起こります。流産の原因は、胎児の染色体異常が原因で赤ちゃん側の問題で起こることが多いです。
ただ、心拍を確認できるとその確率は下がる。しかし、心拍が確認できても心拍が弱い場合や小さいまま育たないなどの理由から流産となることは多々あります。
とはいえ、心拍が確認されると妊娠継続の確率が上がるので、一安心できるラインと言えるでしょう。 妊娠初期の心拍数の正常値ってどれくらい? 胎児の心拍数が確認できたのは良いけど、どれくらいが正常なのか気になりますよね。ここでは、胎児の心拍数について詳しくご説明します。
まず、胎児の心音ですが、健診の際に超音波(エコー)検査で確認します。臨月になるとお腹の張りと胎児の心拍数を確認できるノンストレステスト(NST)で検査するようになります。
ノンストレステストの結果で、ギザギザと細かく波打っているのが胎児の心拍です。
それらの検査で確認できる胎児の心拍数は心拍が確認できるころ(妊娠超初期)だと90~100回/分くらいで、一般的に120~160回/分が正常値とされおります。
ピークは妊娠9週ころで、170~180回/分あり、次第に下がっていくようです。ただし、張り止めの薬や点滴、何かのウイルス感染などがある場合は正常値よりも心拍数が高くなります。 心拍数の遅い・早いから分かる赤ちゃんの様子妊娠中に確認できる心拍の遅い・早いで、母体や胎児に異変がないかを知ることができます。それぞれの理由を見ていきましょう。
心拍が遅い
・胎盤機能が低下
・胎児の体力が低下
正常値よりも少し遅いだけであれば問題ないですが、大幅に遅い時は再検査や入院をして詳しく検査することになります。
心拍が早い(心拍数が180回/分以上)
・胎児頻脈性不整脈の可能性がある
自然に良くなれば問題ありませんが、長期間続く場合、胎児のお腹などに水がたまり全身がむくむ「胎児水腫」になる可能性があります。 健診時は胎児の心拍にも注目してみて妊娠初期の早い段階から心臓はトクントクンと動き、しっかりと心拍を刻んでいます。
健診に行くと「大きくなっているかな」という成長に注目しがちですが、胎児の心拍から妊娠が確定されたり、異常を察知することができます。
ぜひ健診の際は心拍にも目を向けて、一生懸命ママのお腹の中で生きているということを感じてみてください。
(監修:Doctors Me 医師)
妊娠初期に確認できる胎児の心拍数は、お腹の中の赤ちゃんがどんな様子なのかを知るためのひとつの手段でもあります。
そんな妊娠時の胎児の心拍について今回ご説明します。
要チェック項目
□胎児の心拍が確認できるのは妊娠6週目ごろ
□心拍が確認できると流産のリスクは低下する
□妊娠初期のの心拍数の正常値は120~160回/分 胎児の心拍が確認できるのはいつ? 妊娠が成立し、胎児の心拍が確認できるようになるのは妊娠6週目ごろとされています。
心拍が確認できるのは、胎のうや胎芽が確認できてからになります。
この『胎のう・胎芽・心拍』の3つが確認できると、初めて正常に妊娠していると確定診断がされ、医師から母子手帳の交付申請書をもらい、手続きができるようになるのです。
また、この心拍が確認できると流産のリスクが低下すると言われています。
仮に流産となった場合も、ママのせいではありません。妊娠初期の流産の原因は、胎児の染色体異常により妊娠状態を継続することができなかったためだと考えられています。
仕事や運動などが原因で流産となるケースはごく稀なので、自分を責めないでくださいね。
妊娠12週目を過ぎると、聴診器で心音も確認できるようになります。
ママだけでなく、健診に立ち会えないパパや家族も市販されている専用の聴診器で胎児の心音が聴けて心拍を確認でき、一緒に喜びを感じることができますよ。 心拍が確認できない! 考えられる原因は? 妊娠が成立していて、胎のうを確認できていても心拍を確認できないことがあります。その原因はさまざまですが、主な3つをご紹介します。
心拍が確認できない原因
・一般的に心拍確認できるとされている妊娠6週目以前だから
・胎のうは確認できているが、胎芽や心拍を確認できない(流産している可能性がある)
・生理不順や生理周期が長い人で、妊娠週数の数え方を誤っている
心拍を確認できる時期は遅くても妊娠8週とされています。
1つ目と3つ目で、産婦人科医からまた後日改めて受診するように言われているのであれば、焦らずに次の健診を待てば良いですが、もし何か心配に思うことがあれば、その時は次の健診を待たずに受診しましょう。 心拍が確認されると流産のリスクは下がる? 胎児の心拍を確認できると、流産のリスクは下がると言われています。
妊娠初期の流産の確率は、約15%と言われており、大半が15週目までに起こります。流産の原因は、胎児の染色体異常が原因で赤ちゃん側の問題で起こることが多いです。
ただ、心拍を確認できるとその確率は下がる。しかし、心拍が確認できても心拍が弱い場合や小さいまま育たないなどの理由から流産となることは多々あります。
とはいえ、心拍が確認されると妊娠継続の確率が上がるので、一安心できるラインと言えるでしょう。 妊娠初期の心拍数の正常値ってどれくらい? 胎児の心拍数が確認できたのは良いけど、どれくらいが正常なのか気になりますよね。ここでは、胎児の心拍数について詳しくご説明します。
まず、胎児の心音ですが、健診の際に超音波(エコー)検査で確認します。臨月になるとお腹の張りと胎児の心拍数を確認できるノンストレステスト(NST)で検査するようになります。
ノンストレステストの結果で、ギザギザと細かく波打っているのが胎児の心拍です。
それらの検査で確認できる胎児の心拍数は心拍が確認できるころ(妊娠超初期)だと90~100回/分くらいで、一般的に120~160回/分が正常値とされおります。
ピークは妊娠9週ころで、170~180回/分あり、次第に下がっていくようです。ただし、張り止めの薬や点滴、何かのウイルス感染などがある場合は正常値よりも心拍数が高くなります。 心拍数の遅い・早いから分かる赤ちゃんの様子妊娠中に確認できる心拍の遅い・早いで、母体や胎児に異変がないかを知ることができます。それぞれの理由を見ていきましょう。
心拍が遅い
・胎盤機能が低下
・胎児の体力が低下
正常値よりも少し遅いだけであれば問題ないですが、大幅に遅い時は再検査や入院をして詳しく検査することになります。
心拍が早い(心拍数が180回/分以上)
・胎児頻脈性不整脈の可能性がある
自然に良くなれば問題ありませんが、長期間続く場合、胎児のお腹などに水がたまり全身がむくむ「胎児水腫」になる可能性があります。 健診時は胎児の心拍にも注目してみて妊娠初期の早い段階から心臓はトクントクンと動き、しっかりと心拍を刻んでいます。
健診に行くと「大きくなっているかな」という成長に注目しがちですが、胎児の心拍から妊娠が確定されたり、異常を察知することができます。
ぜひ健診の際は心拍にも目を向けて、一生懸命ママのお腹の中で生きているということを感じてみてください。
(監修:Doctors Me 医師)