嵐・相葉雅紀『貴族探偵』が急落8.3%も”原作ファン”からは高評価

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貴族探偵 | フジテレビ公式サイトより
貴族探偵 | フジテレビ公式サイトより

 嵐・相葉雅紀(34)が主演を務める『貴族探偵』(フジテレビ系)の第2話が4月24日に放送された。視聴率は8.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、初回の11.8%からは3.5ポイントのダウンとなったが、意外な層からは熱い支持を得ている。

 相葉が演じるのは、年齢も本名も不詳という謎の“貴族探偵”を名乗る男。しかし自らは推理することなく、使用人の山本(松重豊)、佐藤(滝藤賢一)、田中(中山美穂)に任せて、優雅に女性の相手をするだけ。貴族探偵とともに毎回事件に出くわす女探偵の高徳愛香(武井咲)はそんな彼にライバル心を持っているのだった。

 第2話では、愛香が人気ミステリー作家の厄神春柾(大和田伸也)に招かれ、彼の担当編集者・日岡美咲(紺野まひる)とともに厄神の別荘に向かっていた。車を走らせていると、突然車の前に巨大な石が落ちてきた。間一髪難を逃れた2人だが、愛香が車から出て現場の安全を確認している間に、美咲の姿が消える。愛香が慌てて探すと、そこには貴族探偵や使用人たちが美咲と優雅にお茶を楽しんでいる姿があった。貴族探偵は、美咲を危険な目に遭わせた落石事故に憤慨し、落石地点の別荘まで文句を言いに行こうとするが、その別荘こそ愛香と美咲が向かっていた厄神の別荘だったのだ。

 別荘に着いた一行だったが、そこには血を流した厄神の死体があった。愛香は前回のリベンジとばかりに事件捜査に燃えるが、貴族探偵は事件に関係する女性たちとドローンで遊んだりと相変わらずのご様子。そして愛香は、現場の証拠から犯人をとある人物だと断定するも、貴族探偵はそれを否定。そして、使用人たちによる推理が明かされ……。

 大幅に視聴率がダウンした今回。浮世離れした世界観や、相葉演じる貴族の人間味のなさに「月9ドラマらしくない」という人もいるようだが、それを賛美しているのが、実写化作品には厳しい目を向けがちな原作ファンなのだ。カルト的人気を誇る原作者でミステリー作家の麻耶雄嵩は、独特すぎる世界観を持つ作家。原作でも貴族探偵は「人間らしさ」が皆無のキャラクター。それゆえ、原作ファンからは「原作を読んでいると相葉くんの起用は大満足」「相葉御前イイ!」「こんなに誠実にドラマ向けにしてくれるなんて!」と好評。また原作でわかりにくかったトリックが、ドラマでは世界観を壊さぬまま、万人向けにわかりやすく描かれていたこともあり、まさにドラマ化の意地を見せた形だ。

 視聴者を楽しませたのは、本筋だけではなく、小ネタも。貴族探偵の「ドラマや映画は原作を超えられない」というセリフに、田中が「最近では『逃げ恥』(TBS系)の評価が高かったような」と返すシーンや、事件の詳細をまとめた『ミヤネ屋』(読売テレビ系)のようなボードが登場するなど、遊び心がふんだんに盛り込まれている。

 第3話も月9らしからぬ世界観で楽しませてくれるに違いない。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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