リンパ節転移の乳がんって危険なの? 患った場合の向き合いかた
12人に1人が罹患すると言われ、女性の死因1位の
乳がん。もし乳がんと診断されても最近の医療では希望が持てます。
最新の治療方法に加え、個々の症状に合った治療方法で快方に向かうことができます。
もし「リンパ節に転移していたら」と不安になり目の前が真っ暗になってしまいがちですが最善の治療方法で希望が持てます。
女性のがん死亡原因1位の乳がん
芸能界でも乳がんを患ったというニュースが最近多くなってきましたね。
ひと昔前まではこんなにも乳がんにかかったという報道を耳にしなかったように思うのですが、最近では多くの女性芸能人が闘病する時代となっています。
いまや女性の12人に1人の割合で罹っています。乳がんに限らずどのがんにも言えます。
定期健診で早期発見することが大切
定期健診で早期発見することで生存率も高くなり、身体への負担も最小限にすることが出来ます。
今まで乳がん検診を受けた事がない人にとってはマンモグラフィーや超音波検診することにためらいがちですが、時間もさほどかからず検査することができます。
マンモグラフィーが確実に早期発見できそうなイメージがありますが、乳腺が発達している20代、30代の方にとってはそうでもなく、超音波検査の方が効果的という見方もあります。
若い人なら特にマンモグラフィーにためらいがあっても、超音波なら気軽に検査できると思うので、まずは超音波検査の乳がん検診から受けてみてもいいでしょう。なにより早期発見することが大切です。
乳がんがリンパ節に転移していた場合 乳がんがリンパ節に転移していた場合の余命
乳がんの陽性反応が出てしまい手術が必要となった場合には、必ずリンパ節に転移していないかどうか手術時に検査します。もしリンパ節に転移していたらと考えると不安になる方がほとんどだと思います。
もしリンパ節に転移していたとしても、進行具合や治療方法によってはそんなに悲観しなくとも、現在の医学では5年生存率がぐっと上がってきているようです。
そうは言ってもリンパ節に転移していると聞いただけで「あとどれくらい生きられるのだろうか」と余命があとどれだけなのかと思ってしまう方がほとんどだと思います。
元々乳がんはリンパ節に転移しやすいがんと言われていますが、リンパ節へ転移し、しこりの大きさが2センチ~5センチ以内の場合でも5年生存率が約80~90%というデータが出ています。
この段階でステージ2です。
乳がんがリンパ節に転移していた場合の治療方法
一般的にがんの治療方法として、外科手術・化学療法・放射線療法の3つの中から症状によって選択します。外科手術に加えて放射線療法など症状に合わせて組み合わせて治療することも多くあります。 乳がんの治療後の5年生存率乳がんではない他のがんでは、治療後5年間再発しなければ再発の確率がぐんと下がると言われています。
でも乳がんの場合は10年間再発しなければ再発の確率が下がると言われており、他のがんよりも2倍の時間を要するほど再発がしやすいがんです。
リンパ節に転移していない乳がんは初期段階で、一般的にステージⅠ期と言われています。
ステージⅠ期だはしこりの大きさが2センチ以下なので手術時の切除する範囲が小さく済みますし、乳房を残すことも可能です。
リンパ節に転移していない初期の段階だと身体に変化が出ないのではないかと思いがちですが、手で触れてしこりを発見することができることがほとんどです。
お風呂上りなど定期的にしこりのチェックをすることも大切です。リンパ節に転移していない乳がんの場合、5年生存率が95%という高いデータが出ています。
乳がんの再発と転移がんに患ってしまうと治療後も常に再発と隣り合わせで人生を歩んでいかなければいけません。乳がんは他のがんに比べても圧倒的に再発率が高いと言われています。
がん細胞はとても小さい細胞なので、手術や放射線治療などの化学療法で治ったと思っても、がん細胞を完全に殺すことができずに体の中に残ってしまうこともあります。
5年以内に再発するケースが約70%で、その中でも特に2、3年の間に再発する確率が高くなっています。 乳がんの最新治療 今までのがん治療
がんの治療というと、外科手術でがん細胞を摘出する方法、乳房ごと切除する方法、抗がん剤治療、放射線治療、ホルモン療法というのが一般的ですが、
再発の確率が高く、また進行の早い乳がんや、かなり進行が進んでリンパ節や全身に転移してしまったがんにはこれらの治療では完治できないのが現実です。
最新の乳がん治療方法
最新の乳がん治療方法の一つとして「NK細胞療法」があります。
NK細胞とはナチュラルキラー細胞という原始的な細胞で、がん細胞だけではなく、身体の異物(細菌やウイルス)までも攻撃する性質をもっています。
もう一つは「免疫細胞療法」があり、こちらは聞きなれた治療法かもしれません。自らの身体がもつ免疫力を高め、免疫細胞の活性化や増殖させることでがん細胞をやっつける治療方法です。
この方法ですと従来の治療方法のように副作用がとても少なく、患者の身体の負担も最小限に抑えられます。
既にリンパ節へ転移してしまった乳がんでも希望は捨てずに乳がんと診断され、さらにリンパ節へ転移していると医師に宣告されたなら、だれでも気分は落ち込みます。
最近の乳がんは治療が進歩していますから、主治医としっかり話しあい、治療を行っていってください。
(監修:Doctors Me 医師)