舞台挨拶は盛況も客席3割?木村拓哉『無限の住人』公開初日に暗雲漂う (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 肝心の評価はと言えば、絶賛と酷評がぶつかり、真っ二つだ。

 一部映画レビューサイトでは「悔しいが想像以上の出来」「最高でした!」と賞賛する人もいるかと思えば、「ストーリーは30分で飽きた」「まずストーリーがわからない。登場するキャラクターは半分が必要ない」「13人の刺客、テラフォーマーズ、クローズ、スキヤキウェスタンジャンゴをごちゃ混ぜにしてチンしたら出来そうな映画。この監督はマジで原作読まないのかなと疑う」と非難する向きも少なくない。

「小中学生向けのチャンバラ映画です。アクション重視のエンタメ作品が好きな人にはウケるでしょう。だが、肝心の殺陣のシーンはまるで作り手が撮影にウットリ酔っているようでダラダラ長く、メリハリがない。また、キムタクの演技は相変わらずキムタクでしかない。重厚な人間ドラマが好きな人、キムタクの演技に食傷ぎみの人にはややキツイ作品かもしれません」(前出・報道関係者)

 満を持して公開を迎えた『無限の住人』。木村の今後の命運を握るとも言われる本作はまさに賛否両論の問題作でもある。気になる人はこの連休中にぜひ自分の目で確かめてみてはいかがだろうか。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
「舞台挨拶は盛況も客席3割?木村拓哉『無限の住人』公開初日に暗雲漂う」のページです。デイリーニュースオンラインは、無限の住人木村拓哉ジャニーズ映画エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る