日本勢初Vへ高まる期待 桐蔭学園と東福岡が準決勝へ! 仏とNZで4強だ! (2/4ページ)
いまはアタックに力を入れ、タテへつなぐ部分にこだわるチームだからこそ、指揮官は身体を当てて前進することに「もっとチャレンジしても良かったかな」と口にする。防御の方は相手に4トライを許してしまったが、「ディフェンスはほとんどやってないんで、まぁ、ちょっと目をつぶってます(笑)」。それでも、貴重な経験をしたと藤原監督は言う。「フィジーは僕らの常識では考えられないようなプレーをしてくる。でも、これがラグビーですね。世界のラグビーを選手たちは体験しているということですよね。頭の中に多少でもインプットされれば、これもいい経験になるかなと思います。準決勝の相手はフランスチーム(南アフリカのフレイムズビー ハイスクールに24-10で勝利)。今度はヨーロッパのラグビーにチャレンジできる。うちのFWがどれくらいやれるのか楽しみです」
一方、敗れたフィジーのイシメリ・コロイ ヘッドコーチは、「優勝を狙っていただけに、残念な結果になってしまった。リードを許すと冷静さを失ってしまう場面があり、それをコントロールできるようにしていかなければならない。桐蔭はメンタル勝負に強く、攻撃も組織化されているすばらしいチームだった」とコメントした。
東福岡は準々決勝で大阪桐蔭を69-19と圧倒した。
前半8分にキャプテンのNO8福井翔大がダイナミックな走りで先制すると、2分後にはSO丸山凜太朗の好走からたたみかけて追加点。18分にはSO丸山がディフェンス裏に絶妙なキックで転がしたボールをWTB稲吉渓太が確保してファイブポインターとなり、25分にはキックチャージからのスピーディーな連続攻撃で4トライ目を獲得した。
大阪桐蔭は前半にFWがモールで押し込み2トライを挙げたが、後半も東福岡の勢いは止まらず、7分にまたもNO8福井が中央突破からの力走で会場を沸かせると、運動量が落ちずリザーブメンバーも躍動した東福岡は、ゲインしたランナーにサポートが次々とつき速いテンポの継続でトライを重ね、最後は自陣のターンオーバーからの切り返しで9トライ目を取り切り、強さを見せつけた。
その東福岡と準決勝でぶつかるのは、昨年のニュージーランド国内王者であるマウントアルバートだ。