実は密かなエース候補?KAT-TUNがソロ活動を強化する深い事情 (2/2ページ)
■実は最も将来有望なグループ?
「少年隊などかつてのグループに所属し、永続的に事務所で活動していくうえでは、いずれ各メンバーが個人の特色を出して活動していくことが求められます。そして事務所を支えていく屋台骨となる立場が求められます。現在のKAT-TUNも、将来を見据えてこうした振舞いが求められている時期になってきているのではないでしょうか」(前出・芸能記者)
今後ジャニーズを支えていくうえで重要視されるグループには、嵐やNEWS、Hey! Say! JUMPや関ジャニ∞なども挙げられるだろうが、そんな中でもKAT-TUNにはある特徴があるという。
「現在ポストSMAPやポスト嵐といわれているようなグループは、ことごとくメンバーがスキャンダルに巻き込まれています。一方でKAT-TUNは、亀梨が女優の深田恭子(34)との交際がにわかに囁かれている程度で、上田と中丸はノースキャンダルです。KAT-TUNはむしろ脱退したメンバーのスキャンダルが話題になっていたので、事務所としては安心感がある状態なのかもしれません」(前同)
意外な形で次期エースとして名前を挙げられている彼らが、今後ジャニーズ事務所の柱となる日が来ることも十分考えられそうだ。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。