木村拓哉『無限の住人』爆死を経て嵐・二宮と初共演の深刻事情

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 キムタクは次の隠し玉を用意していたーー。元SMAP・木村拓哉(44)主演映画『無限の住人』が、全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ)で初登場6位の大爆死を記録した。しかし5月3日に来年公開の映画『検察側の罪人』で嵐・二宮和也(33)と共演することが明らかになった。

■興行収入6位、初週から大爆死で菅田将暉にも完全敗北

 テレビや雑誌を駆けずり回って『無限の住人』のPRに勤しんだ木村。しかし同作は公開2日間の興行収入が約1億8900万円、観客動員は約14万5000人弱。全国週末興行成績が6位と寂しい結果になった。各地の客席もガラガラで、巷では「木村拓哉神話はもう過去のもの」「ついにオワコンになった」などといった辛辣な言葉が飛び交う有様だ。

「肝心のアクションシーンも『無駄に長いグロバトル』と評価されがち。かつPG12区分(映倫規定の一つ。保護者による指導等があれば12歳未満の未成年者でも鑑賞可)だったこともあってか、ファミリー層が敬遠して『美女と野獣』や『名探偵コナン』、『クレヨンしんちゃん』へ流れた模様です」(報道関係者)

 また菅田将暉(24)主演の映画『帝一の國』は『無限の住人』より二つ上の4位。おまけに『帝一の國』は291館、『無限の住人』は331館で上映した上での結果とあっては、言い訳のしようもないグゥの音が出ないほど完敗だ。木村もさぞかし意気消沈……と思いきやである。5月3日発売の各スポーツ紙を通じて、来年公開の映画『検察側の罪人』で木村と二宮と共演することが判明した。

 この『検察側の罪人』、物語の舞台は東京地検。エリート検事の最上(木村)と若手検事(二宮)が、とある殺人事件をめぐって敵対していくというストーリー。7、8月には撮影に入る予定だという。

 法律モノは、過去に『HERO』シリーズで主人公のチャラ男検察官・久利生公平を演じてきた木村にとって勝手知ったる分野である。だからこそ期待するファンも多いだろう。

「とはいえ興行収入が発表されると同時に、お抱えのスポーツ紙に二宮との共演を報じさせるという用意周到ぶり。まるで『無限の住人』の大コケを予期していたようで、あからさま過ぎるタイミングです。そこには木村の商品価値を維持しようとするジャニーズの執念も感じる。だが後輩・二宮のセッティングはもはや奥の手に近いし、これでまた失敗したら木村の価値は地に落ちることになってしまうでしょう」(前出・関係者)

 過剰ともいえる宣伝活動を繰り返しながら、結局は大惨敗を喫してしまったキムタクの『無限の住人』。それでも立ち上がる様はまさに今作の主人公、不老不死の万次を彷彿とさせるが、嵐・二宮との共演という劇薬で自身の価値を高めることができるのか。キムタクが正念場に立たされている。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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