妊娠中に海外旅行に行っちゃダメってホント? (2/2ページ)
そういう意味でも、妊娠中は全期間を通じて海外旅行は避けたいものです。
また医学的なことを言うと、飛行機での移動は長時間同じ体勢を強いられるため、おなかが張りやすくなります。飛行機の気圧を心配される人が多いですが、実は気圧が赤ちゃんに悪影響を及ぼすことはありません。
むしろ、狭い座席に長時間座っていることが問題。妊娠中は血が固まりやすく、普通の人に比べてエコノミー症候群のリスクもかなり上がるということは自覚しておきましょう。飛行中に万が一、体調が急変して不時着せざるをえなかった場合には、ほかの乗客にも迷惑がかかってしまいますし、賠償金を請求されることもありえます。
「渡航中に体調が悪くなったらどうしたらいいのか」という相談についてですが、旅行会社を通して行っている場合は、その旅行会社に連絡するなど、緊急連絡先をしっかり確認しておきましょう。
このように、妊娠中の海外旅行はさまざまなリスクが想定されます。生まれる前に海外旅行へ行っておきたいという気持ちもわかりますが、赤ちゃんと自分の体のことを第一に考えて判断したいですね。
(監修:尾西芳子、取材・文:ヨダヒロコ、撮影:masaco)
※次回の更新は5月13日(土)です。お楽しみに!