80代からが人生の黄金期だ「ジェームス三木」(2)女性の好みも変わってきた (2/2ページ)
昔の芸能人であげるなら、山口百恵ちゃんとかマリリン・モンローには哀愁と羞恥心がありましたよねえ。彼女たちは「俺が何とかしてやらないとこの子はダメになる」という、男の保護本能をかきたてる魅力を持つ、すばらしい女性でした。
年を取ってから「いい女だな」と思ったのは、五月みどりさん。若い頃から色っぽかったけど、色気はいまだに健在ですよね。哀愁と羞恥心も兼ね備えていますし。
ちょっと若い世代だと、壇蜜さんが僕のドストライク。絶世の美女というわけではないけれど、哀愁と恥じらいがあるのがいい。
何とかして一度だけでもお会いしたくて、僕が脚本を書いたドラマにキャスティングしてもらったことがあるんです。NHKの「経世済民の男」という三部作の「高橋是清」で、プロデューサーに「ぜひ!」と直談判して。
15年の夏に初めてお会いできた日のことは、今でもハッキリと記憶しています。猫を飼っていることは知っていたから、「あなたは猫を飼っているでしょう?」と聞いたんです。うなずいたから、「ウチのオス猫と交尾させてつがいにしませんか?」と切り出したら、丁寧にお断りされました。遠回しに口説いたつもりだけど、気づいてもらえなかったみたいだ(笑)。
ジェームス三木:1935年満州生まれ。俳優座養成所を経て、歌手として13年間活躍。その後、脚本家に転身。ドラマ「澪つくし」や「独眼竜政宗」「八代将軍吉宗」などの脚本を数多く手がけるヒットメーカーとして知られる。また愛煙家としても有名。