世界遺産も!「カルメン」の舞台、スペイン・セビーリャの必見観光スポット5選 (2/4ページ)
・アルカサル
カテドラルに並ぶ、セビーリャを代表する見どころが、同じく世界遺産に登録されているアルカサル。
14世紀に、イスラム時代の宮殿の跡地に建設が始められた宮殿で、イスラム文化に心酔していたカステイーリャ王ペドロ1世は、スペイン各地からイスラム職人を集め、アルハンブラ宮殿を意識した壮麗なムデハル様式の宮殿を造り上げました。
15世紀や16世紀にも増改築が行われたため、ゴシック、ルネッサンスなどの様式も混ざっています。
アルカサルのハイライトとなるのが、なんといってもペドロ1世宮殿。美しい列柱に囲まれた「乙女の中庭」は、アルハンブラ宮殿の「ライオンの中庭」を彷彿とさせます。
宇宙を表した黄金色のドーム型天井と、壁の彩色タイルが圧巻の「大使の間」はムデハル様式の傑作。
アルハンブラ宮殿にも負けないイスラム芸術の美の世界に、あなたもきっと魅了されるはず。