助産師になるには? 仕事内容と資格・試験について解説

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「助産師」は分べんの際に介助をするのが主な仕事です。昔は「産婆さん」などの呼び方がされた、出産に立ち会うプロですね。現在では「助産師」という資格を持つ人が、出産に臨む女性を手助けしています。今回は助産師になるにはどうすればいいか、仕事内容や資格についてご紹介します。

■助産師の仕事内容とは?

助産師の仕事、および資格は『保健師助産師看護師法』によって定められています。第一章の総則には、

第三条 この法律において「助産師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じよく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子をいう。

とあります。出産を介助し、妊婦さんや新生児の保健指導を行うのも助産師の仕事です。

助産師さんは、自らの責任において出産(分べん)に立ち会い、新生児を取り上げることが法的に許可されています。出産を介助し、新生児のために出生証明書を交付したり、また不幸にも生まれてすぐに亡くなってしまう子もいますので、死産証書を交付することができます。ただし、出生証明書・死産証書が交付できるのは、自分が実際に現場に立ち会い、介助した分べんに関してだけです。

このあたりの規定は、かつての産婆さんの業務を引き継いでいる感じですね。現在では考えられないかもしれませんが、その地域に産科のお医者さんがいない場合には、「そろそろ生まれそうだから、産婆さんを呼んできて!」なんてことが昔は普通にあったのです。

上記の第三条を読んで気付かれたかもしれませんが、助産師は女性しかなれません。ジェンダーフリーで、職業に男女差をなくそうという動きの昨今ではありますが、分べんに関わる仕事ですから、男性の助産師とはいかないようです。

■助産師になるには?

助産師は「国家資格」で、「助産師国家試験」と「看護師国家試験」に合格しないと免許証を取得できません。それぞれの受験資格(いずれかに適合したら受験できます)を見てみましょう。

●「助産師国家試験」の受験資格
・国の認定する学校で1年以上助産の学科を学び修了
・都道府県知事の指定する助産師養成所を卒業

●「看護師国家試験」の受験資格
・国の認定する大学で看護師学科を修了・卒業
・国の認定する学校で3年以上看護師の学科を学び修了
・都道府県知事の指定する看護師養成所を卒業
・免許取得後3年以上業務に従事した准看護師
・認定された大学、養成所で2年以上修業した准看護師(高等学校もしくは中等教育学校を卒業)
※受験資格の詳細は記事末のURLを参照のこと。

看護師国家試験に合格してから助産師国家試験に挑む人もいますが、その場合は、看護師の教育課程の修了⇒看護師国家試験に合格⇒助産師の教育課程の修了⇒助産師国家試験に合格、というルートです。看護師の教育課程を学ぶ学校(養成校含む)と助産師の教育課程を学ぶ学校が別の場合、進学・編入といったこともあり得ます。

最初から看護師と助産師、両方の免許を取得するつもりであれば、両方の教育課程がある学校を選択したほうがいいですね。

助産師の国家試験を受けるために看護師免許証が必要なわけではありませんので、看護師教育課程の傍ら助産師の教育課程を修了し、その学校(大学、養成校)を卒業するタイミングで両方の試験に一気に挑戦・合格という方法を取ることもできます。

助産師になるにはどうすればいいか解説しました。分べんのプロたる助産師は頼りにされる時代なのです。看護師の資格を取得しようと考えている女性は、助産師の資格に関しても検討してみてもいいかもしれません。

⇒データ出典:『保健師助産師看護師法』
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S23/S23HO203.html

(高橋モータース@dcp)

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