【ドゥギャーン!】それでも僕らが「大人の穴掘り」に夢中になった理由。 (3/3ページ)
これを聞く度に子供の頃は落胆するとともに「何やってんだよ!もう少し頑張れば出るんじゃないか!」と心のなかで思ってしまった。しかし大人となった今「ああ見つからないけど、一生懸命引っ張った結果そうなったんだな」と、ちょっと冷静に推察するようになった。
そして付け加えてこうも感じる。
「見つかんない訳じゃないんだ。見つけねえんだ!」
という番組側が夢と希望を持つ視聴者側への最大限の
「配慮!」
従って我々は「楽しみは次回の為に取っておこう」という大人の期待感をも持つことが出来た。そういう点では前回とはまるで違う感情を味わえたのかもしれない。
ー結局徳川埋蔵金は見つかるの?いや、むしろ見つからなくていい。
徳川埋蔵金は結局見つかるのか、その答えはわからない。わからないが、ちょっと個人的な思いを書くと「見つかってほしくない」。何故ならば見つかった時点で僕らの夢は終わってしまう。もっと言えば見つけるまでの楽しさをいつまでも味わいたい。
そう、子供の頃を思い出してほしい、遠足に行く前、夏休みに入る前、お祭りのお囃子が聞こえてくるあの夕暮れ・・・本来の目的よりもそれを楽しむまでの過程(プロセス)が実は楽しかったという記憶はないだろうか。
大人になった今、それを味わう機会は少なくなってしまったのかもしれない。しかしこの番組は「穴掘り」を通じてそんな幼少期の好奇心・期待感を再び呼び戻してくれる、そんな番組なのかもしれない。
大人をも魅了する大人の穴掘り「徳川埋蔵金」。
本当に価値のある埋蔵金は「お金」ではなく「夢」なのかもしれない。
林修の歴史ミステリー 徳川家260年最大の謎 3千億円埋蔵金大発掘 最終決戦SP
http://www.tbs.co.jp/program/hayashiosamu_mystery_20170506.html
(秒刊サンデー:ユカワ)