4月28日に結婚報告をしたばかりの菊川怜（39）だが、夫・穐田誉輝氏（48）に3人の婚外子がいることを複数のメディアが一斉に報じて大きな話題となっている。穐田氏は、カカクコムやクックパッドなどの社長を歴任し、総資産は200億円越えともいわれるなど「最強の投資家」とも名高い。

　報道によれば、穐田氏は2010年頃に、2人の30代女性と関係を持ち、計3名の子供をもうけていた。既に内縁関係は解消しており、認知もしていないが、養育費は支払っているとされる。そんな各誌の報道に穐田氏は「名誉棄損、プライバシー侵害だ」として、的措置も辞さない構えをみせている。

　大資産家の穐田氏だけに、自分の名誉を守るため大金を費やしてでも、法廷闘争にまで持ち込む可能性もあるという。実際このように出版社を相手取って、週刊誌記事に対して裁判を起こすケースは少なくない。

「イメージという点に関していうと、ワイドショーのコメンテーターを務める菊川が一番痛手になるでしょうね。実際レギュラーを務めている『情報プレゼンター とくダネ!』（フジテレビ系）で穐田氏のこの報道について触れなかったことが、すでに視聴者からのクレームを招いている。裁判沙汰になれば、番組での立場がさらに気まずくなることは容易に想像がつく」（芸能記者）

　芸能ニュースを伝えるはずのワイドショーで、自身のスキャンダルという大きなニュースを報じることが出来ない複雑な心境もあってか、最近の『とくダネ!』では、菊川の不安げで覇気のない表情に心配の声もあがっているのだとか。

■菊川もお金のためと割り切る心構えが必要か？

　そんな菊川と似たような立場にあるのが、タレントの紗栄子（30）だ。2012年に前夫のダルビッシュ有（30）と離婚した紗栄子は現在、ファッション通販サイトZOZOTOWNの創業者であり、総資産2000億円ともいわれる前澤友作（41）氏と交際している。しかも前澤氏も過去に2度の事実婚歴があり、婚外子も3人いるところまで穐田氏と似た境遇なのである。一時は週刊誌に破局説が報じられることもあったが、現在まで関係は続いているだけに紗栄子は前澤氏の過去を知りつつも、割り切って交際を続けていると見られている。

「紗栄子もバツイチですし、前澤氏の荒んだ過去も経済面で考えれば目をつぶれるということなのでしょう。また昨夏には、千葉県内に100億円越えともいわれる豪邸を建設中であることを明かし、いよいよ結婚も秒読みと囁かれている」（前出・記者）

　結果的に、紗栄子よりも先にゴールインしたものの、新婚早々にあらぬ過去が明かされてしまった菊川。ここは紗栄子のように割り切って、セレブな結婚生活に身を委ねるしかないだろう。

文・安藤美琴（あんどう・みこと）

※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』（セブン＆アイ出版）、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。