弁護士になるには? 司法試験だけではダメ?! 意外と知らない資格と年収をチェック (2/3ページ)
・短答式試験
・論文式試験
・口述試験
短答式試験は春季、論文式試験は夏季、口述試験は秋季と、異なる日程で行われます。まず短答式の筆記試験を受け、合格した場合に論文式試験へと進み、ここで合格すれば口述試験に進む……という流れ。そして口述試験に合格すれば、法科大学院修了と同等の資格が与えられることになり、司法試験に挑むことができます。
■司法試験はどんな内容?
法科大学院を卒業、または司法試験予備試験の合格によって受験資格を得たら、いよいよ司法試験です。試験は年1回、4日間にわたって行われます。2017年(平成29年度)は、5月17-21日の4日間です。
気になる試験内容ですが、論文式試験がメインとなっており、全4日中3日間が論文式試験。公法系科目、民事系科目、刑事系科目それぞれの論文式試験を受けることになります。最後の4日目は憲法、民法、刑法の短答式試験となっています。
■司法試験に合格した後は?すぐに弁護士になれる?
見事に司法試験に合格! といっても、すぐに弁護士として活動できるわけではありません。合格後は、1年間「司法修習生」として研修や実務を行うことになります。いわば訓練期間ですね。1年間の司法修習が終わった後に、「司法修習生考試」という国家試験を受け、これに合格することで、ようやく弁護士資格が得られるのです。「司法試験に合格するだけでは弁護士になれない」というのは、意外と知らない人も多いでしょう。ちなみに司法修習生考試に落ちた場合は、また司法修習生からやり直しとなるのですが、3回不合格になってしまった場合はまた司法試験から受け直しです。
■資格取得後は弁護士・法律事務所へ就職
弁護士資格取得後は、弁護士・法律事務所へ就職するのが一般的です。もちろん、必ず就職できるわけではないので、中には弁護士資格を取得しても就職できないという人もいます。とはいえ、いきなり個人でやるのはさすがに難しいですから、せっかく弁護士資格を持っていても、就職浪人として過ごす人も少なからずいます。