一番身近な社会人だから? 家族に就活相談をした就活生は約5割
就活生のみなさんにとって、一番悩みを打ち明けやすい相談相手といえば家族ではないでしょうか。近くにいるからこそ、就活についてもいろいろと相談したくなるものですよね。両親や既に働いている年上の兄弟は、就活生にとって「一番身近な社会人」であり、相談するといち社会人として参考になる意見をくれる場合も多いです。そこで今回は、就活中に家族に就活について相談する人はどのくらいいるのか、相談した人は誰に相談したのか、既に就活を終えた大学生のみなさんに聞いてみました。
■就活中、就活の相談を家族にしましたか?
はい 89人(48.4%)
いいえ 95人(51.6%)
家族に就活について相談したことがある人は約半数。続いて「相談したことがある」と答えた人に、具体的に誰にどんな相談をしたのか聞いてみました。
■誰に相談しましたか?
第1位「母親」61人(68.5%)
第2位「父親」22人(24.7%)
第3位「姉」3人(3%)
第4位「妹」1人(1.1%)
第5位「弟」1人(1.1%)
就活生にとって、お母さんが一番就活の相談をしやすい相手のようですね。2位にはお父さんが続く結果となりました。では、なぜその相手に悩みを相談しようと思ったのでしょうか?
■なぜその相手に相談したのか、その理由を教えてください。
●母親:自分のことをよくわかっている
・一番私のことをよく知っているし、身近にいたから(女性/22歳/その他)
・一番お世話になっていたから、自分のことをよく知っている(男性/22歳/大学4年生)
・一番よく顔を合わせていたし、自分のことを一番よくわかってくれている存在だから。(女性/24歳/その他)
・自分以上に私を知っているから(女性/22歳/その他)
●母親:相談しやすい
・普段からいろいろなことを話していて最も話しやすかったから(女性/22歳/その他)
・母が一番話しやすいから(女性/22歳/その他)
・いつもいろんな相談をするから(女性/22歳/その他)
・相談しやすいから(男性/22歳/その他)
●父親:経験がある人の話を聞きたい
・経験がある人に聞くのが一番だと思った(女性/23歳/その他)
・時代や状況は違えど、参考になること、使えることや経験者の意見やアドバイスを聞けるから(女性/22歳/大学4年生)
・先輩として客観的なアドバイスをもらった(女性/22歳/その他)
・実際に社会で働いているから(男性/22歳/大学4年生)
●父親:役立つ話が聞けそう
・人事の経験があったから(女性/22歳/大学4年生)
・一番人事の気持ちがわかる役職に近い職に就いていたから(女性/22歳/その他)
・福利厚生のことなどをよく知っていたから(女性/24歳/その他)
・父が一番詳しいから(女性/23歳/大学4年生)
●その他
・姉。志望業界で働いていたため(女性/23歳/その他)
・姉。一番年の近い社会人だったから(女性/19歳/短大・専門学校生)
・妹。一人で決めるのは不安だから。同性だから(女性/22歳/その他)
困ったときや悩んでいるとき、一番話したくなるのがお母さんかもしれませんね。自分のよき理解者として、的確なアドバイスを期待して相談したという就活生も多いようです。また、社会人として長年経験を積んできた父親に意見を求めたという声も。
いかがでしたか? 家族に相談する人としない人はほぼ半々という結果でした。一人で不安を抱えているよりも、家族に話を聞いてもらうと安心することができるはずです。社会人の先輩としてアドバイスをもらえたら、きっと勇気が湧いてくるでしょう。誰か相談相手がほしいと思ったときは、まず身近なところに目を向けてみるといいかもしれませんね。
文・学生の窓口編集部
マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2017年3月
調査人数:就活を既に終えた大学生/新社会人男女180人