嵐・相葉雅紀『貴族探偵』想定外の低迷に「フジ混乱の被害者」との声 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 ドラマ制作に関わるテレビ局関係者が語る。

「もともと相葉さんはジャニーズきっての庶民派で、どちらかといえばおバカキャラで人気というキャラクター。その彼に不遜な態度の貴族役をやらせることに無理があるし、知的なイメージが求められる推理ドラマも合っていない。近年のドラマ業界は先に主演クラスのスケジュールを押さえ、後からドラマの題材を決めるという流れになっているので、今回のようなチクハグなミスキャストが起きてしまう。また、相葉は主演なのに出番が非常に少なく、彼だけを『戦犯』とするのは不自然。まったく合わないキャラクターを押し付けられ、魅力に乏しいドラマに主演させられたという意味ではむしろ被害者なのかもしれません」

 特に自己最低視聴率となった第5話は二週にかけて殺人事件の謎を解いていくストーリーで解決編は次週になるため、いつも以上に相葉の出番が少なかった。共演者が豪華なこともあってネット上では「相葉を引っ込めれば視聴率が上がる」という意見もあったが、相葉が出ていようがいまいが視聴率は上がらず、低迷原因の根本は別のところにありそうだ。

「いつまで経っても『ジャニーズ頼み』から抜け出せず、国民的アイドルグループである嵐のメンバーを主演に据えさえすれば内容がどうであろうと視聴率が取れると思い込む……。そんな亀山社長に代表されるフジテレビの時代遅れの感覚が招いた惨状といえるでしょう。亀山社長の下で今年の『月9』はジャニーズ頼みに走り、夏クールは山下智久(32)主演の『コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜』の第3シーズンが決定し、秋クールには元SMAPの木村拓哉(44)の登板が内定していた。しかし、新体制では亀山社長の方針の見直しが進んでおり、木村のドラマは白紙になったとも」(前出・テレビ局関係者)

 亀山体制から生まれ変わろうとしているフジテレビ。その合間のエアポケットのような時期に制作された『貴族探偵』は誰が主演だろうと失敗するような作品なのかもしれない。このまま数字が下がり続けて「月9の息の根を止めた」と騒がれ、相葉のイメージに深刻な傷がつくようなことにならなければいいが……。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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