日本統治下の朝鮮に蔓延した「内地密航」が表す強制連行の虚構 (2/2ページ)

まいじつ

朝鮮に、日本人と同じ徴用令が適用されたのは1944年9月からですが、日本と朝鮮間の航路は危険水域を通過するため、この徴用令による人的な流通はそれほどでもなかったのです」(日本の朝鮮統治研究家)

不法密航を含めた渡日は増え続け、1940年に渡日した朝鮮人は119万人、1945年には210万人と急増していく。こうした密航朝鮮人のなかには、旅費負担や高賃金などを謳った甘言募集に乗せられ、低賃金の中で宿代や食費などさまざまな名目で天引きされ、実際に自由に使える金はほとんどなかったという人がいたのも事実だろう。

しかし、戦中の朝鮮人鉱夫が高待遇で雇用されていたことは、日本が“強制連行”を行ったと追及する朝日新聞でさえ報じていることなのだ。

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(C) NadzeyaShanchuk / Shutterstock

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