Kinki Kidsの20周年企画で囁かれる”夢のキャスト”の完全再現

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 1997年にKinki Kidsが主演をつとめたドラマ『ぼくらの勇気 未満都市』(日本テレビ系)が、今夏、20年ぶりに返ってくる。同作は、堂本光一(38)、堂本剛(38)演じる主人公が、子供たちだけになった無秩序で混乱が広がる街に潜入し、仲間たちと子供だけの街に秩序を取り戻していくというストーリー。Kinki Kidsがデビューした年に放送されたもので、今回の復活は彼らのデビュー20周年を記念した特別企画でもある。

 さらに今月16日には、かつて二人がメインを務めた音楽バラエティー番組『LOVE LOVE あいしてる』(フジテレビ系)のスペシャル番組が、16年ぶりにKinKi Kidsのデビュー日である7月21に放送されることも発表された。立て続けの発表に、「嬉しいニュースにドキドキが止まらない」「嬉しすぎる」など、ファンからの喜びの声が溢れているようだ。

「昨年初出場した『紅白歌合戦』(NHK)もそうですが、Kinki Kidsは他のグループに比べて独自のファン層をより持っています。ジャニーズの中でも古参グループだが、これまで目立ったスキャンダルや解散説もありませんし、二人ともソロ活動も充実させている。冠番組も持っていて、人気も常に安定しています。ここ最近のジャニーズは明るいニュースがなかったこともあり、20周年アニバーサリーを大々的に行うことで少しでもジャニーズを良いイメージにしたいという思惑が見え隠れする」(芸能記者)

 今回20年ぶりに続編が放送される同ドラマについては、キャストに関する話題も尽きない。続編にあたり、制作スタッフは当時のメンバーが集結することが報じられている。しかし、リアルタイムでドラマを視聴していた世代のファンからは、当時のメンバーでの再現は不可能なのではとの声も聞こえて来る。

■夢のキャストの完全再現は難しい面も?

「キャストの再集結は難しい部分があるでしょうね。女優の宝生舞(40)や、当時ジャニーズJr.に所属していた小原裕貴(36)のように表舞台から引退した者もいますし、放送後に不祥事を起こし所属事務所を解雇された者もいます。そのため、スタッフ同様にキャストも完全に再集結というのは難しいかもしれません」(ドラマ制作関係者)

 またジャニーズJr.として出演していたキャストの中には、現在嵐のメンバーである相葉雅紀(34)と松本潤(33)もいる。同作は二人にとっても連ドラ初作品でもあり、この二人の出演が実現するかにも注目が集まるところだ。

「現在のジャニーズ事務所の事情からは微妙なところでしょう。ただ松本は昨年末にセクシー女優とのスキャンダルが報じられ、相葉は現在放送中の月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)が不発となっています。それもあって、悪いイメージを払拭させるため、共演にOKを出す可能性はあるかもしれません。特に松本はドラマで数字を残せる傾向にありますし、Kinki Kidsとの共演による相乗効果でさらに数字がはねることが予感されます」(前同)

 20年も経てば、それぞれ様々に状況は変わっている。いずれにしても当時のファンからすれば、夢の再共演に期待せずにはいられないといったところだ。

文・安藤美琴(あんどう・みこと)
※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。
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