御所に入るためゾウに称号?皇室も夢中になった江戸時代の珍獣ブーム (2/2ページ)
道中の京都では、御所で中御門天皇と霊元上皇に謁見することとなりましたが、官位がないと御所に入れないため、「従四位広南白象」の称号を賜ります。
美術品か書物でしかお目にかかれなかったゾウが、目の前で膝を折って拝礼する姿を見た中御門天皇は、「時しあれは 人の国なるけたものも けふ九重に みるがうれしさ」と言う御製で感銘を表しました。
雄ゾウが与えられた従四位は譜代大名や十万石以上の外様大名クラスが拝命する官位でした。しかも、時の陛下から拝礼の様子を称える歌までも頂くと言う栄誉を受けたこのゾウは、陸路で江戸への道を歩んで行きます。この続きは、次項で紹介していきます。
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