クリエイティブ職の志望動機の書き方とは? 就活のプロが教える作成のポイント

美術系の大学に通っている人や美術系の専攻を進んでいる人はもちろん、独学でクリエイティブ職を目指している人もいるでしょう。クリエイティブ職は人気が高く、採用枠も狭い難関です。まずかその仕事に求められるものはなにかを、しっかりと把握してから志望動機の作成に取り組む必要があります。今回は、そんなクリエイティブ職を志望する場合の、志望動機の書き方を解説します。
1.そもそもクリエイティブ職とは
クリエイティブとは、「創造的」という意味ですね。あらゆる仕事にはこういったクリエイティブな一面がありますが、ここでは「イラストレータ職」や「デザイナー職」、「サウンドクリエータ職」など、芸術的な才能が必要とされる職に絞り、解説を進めます。
2.クリエイティブ職に求められるものとは
顧客の要望をもとにイメージを膨らませることができる感性、そのイメージを顧客に理解させることができる力、且つ満足度の高い形にするスキル(描く、色や素材を選択する、音楽を作る等)などが必要になります。
このような才能に加え、流行などの消費動向に対してのアンテナを張る、最先端の制作ソフトや新しいプログラミング言語などを使いこなせるように学ぶといった行動姿勢も必要となります。
更に、納期から逆算し計画的に進行させる管理能力も必要です。
3.クリエイティブ職の志望動機例文
芸術的な才能は作品でアピールするとして、志望動機では、行動姿勢や管理能力のアピールを狙ってみましょう。
「私の趣味は、街で見かけて「はっ」とした色や形を写真に残すことです。このとき、「なぜ、自分の気持ちが動いたのか」を常に考えながら撮影しています。このような日々を通して養っている色や形に対する感性を駆使することのできる仕事に魅力を感じています。(※1)
また、友達の友達、またその友達というように交流を拡げてゆくことに積極的です。理由は、自分には無い考えや、知らなかったことに触れられるからです。そして、知らなかったことは、すぐに調べています。最近では、〇〇について知るきっかけを得て、関心を深めています。(※2)
このような私が心がけていることは、「いつまでに、なにをする」という計画性をもった学生生活を送ることです。そのため、試験勉強や課題作品の提出で、ギリギリになって焦るということはありません。(※3)
このような私ですので、顧客の要望を汲み取りながら、満足度の高い作品を、時間的な余裕をもって制作できる自信があります(※4)」
志望動機例は、4つの要素で構成されています。
※1:芸術的感性を鍛えている姿勢のアピール及び仕事に魅力を感じていることの表明。
※2:自分の世界を広げるための情報収集姿勢(アンテナ)のアピール。
※3:納期を意識して行動できる計画性や進行管理力のアピール。
※4:自己満足に陥らぬよう、顧客満足を重視する意識をもっていることのアピール。
この4つの中で、特に重点を置いてほしいのは、「※2と※3」です。自分に関する具体的なシーンをとりあげてアピールしましょう。
■クリエイティブ職の志望動機の書き方まとめ
クリエイティブ職には、独自のセンスや技術だけではなく、タスクの管理能力や常に最新情報をキャッチアップする行動姿勢も求められる職業です。クリエイティブ職を志す際は、そのことを頭に入れて志望動機を作成しましょう。
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現在東証1部の情報システム開発企業での採用選考経験を元にジョブ・アナリストとして独立。大学及び就職イベントでの講演、有名企業に対し採用アドバイスを実施。著書に「就職活動がまるごと分かる本」「エントリーシート完全突破塾」「適職へ導く自己分析」がある。また、「岡茂信の就活の根っこ」( http://ameblo.jp/okashigenobu/)で就活の土台となる旬な情報を発信している。