木村拓哉がカンヌで喝采?それでも俳優として定まらぬ評価とジレンマ (2/2ページ)
■批判されてもキムタクの模索はまだまだ続く?
こうした状況の中、今度は嵐の二宮和也(33)との共演映画『検察側の罪人』が来年公開されることが発表された。だがこのタイミングでの告知は、あからさまに『無限の住人』の散々たる結果から目を逸らすためだと批判されているようだ。
「とにかく木村をなんとかさせたい、という必死さだけが伝わってしまったのではないでしょうか。この作品でも、木村は二宮のバーターだとも言われており、今後こうした起用の仕方が続くのではないかと言われています。二宮の後に木村と共演するジャニーズ俳優の名前も何人か浮上しているようです」(前出・芸能関係者)
木村は昨年、熊本地震が起きた際に石原プロモーションが主導で行っている炊き出しへ、TOKIOの長瀬智也(38)やV6の岡田准一(36)らと共に参加している。こうした関係もあってか長瀬との共演も一部では囁かれている。また、木村の俳優としての地位を確かなものにするため、別のアプローチも行っているようだ。
「一番手っ取り早いのは、長いスパンでシリーズ化できるドラマを作ることだともいわれています。『相棒』(テレビ朝日系)のような作品ができれば、木村もSMAP解散後の代表作として確立することができるでしょう。そのためこれまで木村の数々のヒットドラマを生みだしてきたフジテレビが、躍起になっているとも囁かれています」(前同)
まさに迷走中といった木村。カンヌで喝采を浴びたものの日本国内では俳優としての評価は定まらないまま。そんなジレンマを抱えながら生き残りをかけた模索はまだまだ続いていくようだ。
- 文・安藤美琴(あんどう・みこと)
- ※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』(セブン&アイ出版)、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。