唐辛子のヒィヒィと花椒のビリビリに豚の旨味! 『サッポロ一番 街の熱愛グルメ 広島式汁なし担担麺』食レポ (2/4ページ)
3分経つと、専用湯切り口から排湯。カップが浅く広いので、やりにくい。火傷に注意。湯切り穴が大きめという構造上仕方のないことだが、先入れかやくはそこそこ逃亡。フタをめくるとその蓋にもネギなどが結構くっついてくる。神経質な人だとイラっとするかも。
まずは後入れ液体スープを投入。ほどよく酸味を感じつつ、ゴマの濃厚な香り。ラー油でオレンジ色の濁ったスープはやはり辛そうだ。しっかり混ぜた後、最後に粉末スープをさらに混ぜる。こちらは花椒入りなので、間違って鼻から吸い込むと大変なので慎重に。
ようやく完成。さあ、食べてみよう。細麺ゆえに汁というか、たれの絡みがことさらにいい。濃厚な豚の旨味、唐辛子系のラー油の辛味、かやくとしてたっぷり入っている肉そぼろが極上の濃厚ハーモニーを奏で出す。激辛を警戒していたが、見た目ほどには辛くない。それよりも圧倒されるのは濃い味付けの旨味感だ。
決め手はやはり花椒のビリビリ感。唐辛子でヒィヒィさせた上でのビリビリだから満遍なく口の中が刺激されて、気分が上がる。とはいえ辛味好きの人なら手ぬるく感じる程度の辛味なので、そんなに警戒する必要はない。