未来近づきすぎ。ホログラムのヴァーチャルアシスタントが開発される (2/3ページ)

カラパイア

・ホログラムの仕組み
 このデバイスには、現在のホログラムによく利用される「ペッパーズ・ゴースト」という視覚トリックが利用されている。基本的には、反射する床の表面に頭上のプロジェクターで映像を照射し、反射された映像が角度をつけたパネルに投影されることで立体的な映像を得る方法である。

 

 この技術を応用するために、3Dプリンターでピラミッド状のパーツを作成。そこにマイクとスピーカーを取り付けた。

 さらにマイクロソフトのサーバーと通信し、ウィンドウズ10のコルタナと同期する独自開発のソフトウェアを組み込んだ。

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 コルタナの歩いたり、身振り手振りをしたりといった動作は、妻をモデルに2基のキネクトで異なる角度からモーションキャプチャしたものだ。

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 これまでも、ヘッドマウントディスプレイなどを使用してホログラムを投影するシステムは開発されていたが、バーチャルアシスタントと合体させたところが新しい。

 開発過程はこちらのサイトで紹介されている。近いうちに、手を振ったり、会釈するような動作が追加されるかもしれない。

 「もっと精度を上げて、いろいろな動作をさせたいと思っています」とアーチャー氏。実際に商品化して、キッチンのカウンターや机の上で利用されるようになればとコメントしている。
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