肌や体はできていても…“紫外線対策”の落とし穴!「目」の紫外線対策が出来ている人は、わずか1割 (3/5ページ)

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結合してできた物質は「AGE(終末糖化産物)」と呼ばれ、目では老眼を促進したり、水晶体が年齢とともに白く濁って視力が低下する「白内障」の一因になったりなど、目の老化を助長する原因になります。

◆こんなシーンは要注意! 日常生活の落とし穴
まず注意したいのは朝と夕方。昼は頭上から太陽の光が降り注ぎますが、朝や夕方は、斜めの角度から直接目に紫外線が入りやすいのです。日本人は、瞳の光彩の色が濃いため、欧米人と比べてまぶしさを感じにくいのですが、たとえまぶしくなくても紫外線を浴びている可能性は大いにあります。ですので、曇りの天気などのときにもしっかりケアをしましょう。また、室内や、車の中でも油断は大敵。窓からの紫外線にも気をつけてください。

◆具体的な「目のUVケア」のポイントとは?
まず大前提として、紫外線を遮断することが重要です。そのためには、日常的にサングラスをかけることをおすすめします。ポイントは、「UVカット」が施されているものを選ぶこと。一方で、サングラスの「色の濃さ」は、紫外線カットの機能とは関係しません。UVカット機能のない、ただ色が濃いだけのサングラスをかけていると、瞳孔が開くため、かえって多くの紫外線を目に取り込むことになってしまうので、注意しましょう。

また、サングラスをしていても、すき間から紫外線が入りこんでしまうことがあります。そのため、フレームが大きめで、しっかりと目の周りもカバーしてくれるデザインのものを選ぶほか、角膜ダメージを修復する機能のある目薬で適切にケアしてあげることも重要です。

角膜ダメージは、放置すると、炎症を悪化させたり、前述のような眼病を引き起こしたりする原因にもなります。角膜の組織代謝を促進してダメージ修復をうながす活性型ビタミンB2や、角膜にうるおいを与えて保護するコンドロイチンなどの成分が含まれている目薬を選んであげるとよいでしょう。

【専門家プロフィール】
杉本由佳(すぎもと・ゆか)
眼科医。中目黒眼科院長。1982年埼玉医科大学卒。1982年、埼玉医科大学付属病院眼科学教室にて研修医を経て1984年より助手に。1993年かわごえ眼科開業。1999年医療法人社団映光会 中目黒眼科を開業。

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