肌や体はできていても…“紫外線対策”の落とし穴!「目」の紫外線対策が出来ている人は、わずか1割 (2/5ページ)
●「長時間、強い紫外線を浴びると、目の病気の原因になり得ることを知っていましたか?」
知っていた…46%、知らなかった…54%
●「直接肌に紫外線を浴びることだけでなく、目に入る紫外線も日焼けの一因となる(※)ことを知っていましたか?」
知っていた…55%、知らなかった…45%
⇒紫外線が目に与える実際の影響について聞くと、「知っていた」と答えた人は、それぞれ半数前後という結果になりました。紫外線が目によくないことは知っていても、具体的にどのような影響をおよぼすかまでは理解していない人も多いようです。
※マウスを用いて行った実験で、目から紫外線が入ると、脳が紫外線ダメージを受けたことを察知して体内にメラニンを発生させ、肌が日焼けするという結果が確認されています。
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2:眼科医・杉本由佳先生に聞く「目の紫外線対策」のポイント
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そこで今回は、眼科医の杉本由佳先生に「目の紫外線対策」についてお話を伺いました。
◆「目の紫外線対策」が重要な理由とは?
紫外線は、肌や髪だけでなく、目においてもさまざまなリスクの要因になり得ます。具体的には、紫外線により活性酸素が過剰に発生することで白目が黄ばんだり、角膜が傷ついて充血やヒリつく痛みの原因になったりするほか、目の病気につながることも。例えば、視界がゆがんで見えたり、部分的に暗く欠損したりする「黄斑変性症」、白目の部分が隆起し、黄色く変色している「瞼裂斑(けんれつはん)」などは、紫外線によるダメージの蓄積が危険因子の一つとして知られています。
さらに、最近では、紫外線が「酸化」だけでなく、「糖化」につながることがわかってきています。糖化とは、タンパク質と糖が結合すること。