ドイツ・ハノーファーのヘレンハウゼン王宮庭園で植物が作り出す美しい芸術を楽しもう! (1/3ページ)

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ドイツ・ハノーファーのヘレンハウゼン王宮庭園で植物が作り出す美しい芸術を楽しもう!

ドイツ、ニーダーザクセン地方の都市ハノーファー。

見本市が開かれる事でも有名なこの都市には、ヨーロッパでも指折りの庭園があります。

それが、町の中心部から少し離れた場所にあるヘレンハウゼン王宮庭園です。

この広大な庭園は、1679年から1714年にかけてこの地を治めていたハノーファー選帝侯の婦人であったソフィーという女性が造らせたもの。彼女の造園への愛は、300年経った今日でもここで受け継がれ、多くの人々の目を楽しませています。

ヘレンハウゼン王宮庭園はいくつかの庭園から成っていますが、その中でもハイライトと言えるのが「グローサー・ガルテン」です。チケットを購入し庭園に足を踏み入れた途端、とても良い香りが漂ってきます。

その正体はここに植えられている花々。中でもヒヤシンスの甘い香りがとても強く、ヨーロッパ屈指の庭園にやって来たという事を改めて実感します。

更に進んで行くと見えてくるのは、いくつもの段が重なった大きな滝です。16世紀頃に作られたと言われている歴史ある滝では、階段の上から水が落ち、心地よい音を響かせています。

滝の横にある階段を上れば、そこからは見えるのは息を飲むほどの美しい庭園です。バロック式の広大な庭園に広がるのは、綺麗に整えられた幾何学模様。一体どのようにしてこんな模様を作り上げたのか、とても不思議ですよね。

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