【世界の街角】中世の要塞島は世界遺産!時が止まったようなクロアチアの古都・トロギールを歩く (1/4ページ)
クロアチア、アドリア海沿岸に小さな世界遺産の街があります。それが、古都トロギール。
その起源をギリシア時代にさかのぼるという古い歴史をもつ街で、中世の時代には、外敵の侵入を防ぐために建設された水路によって本土と隔てられ、堅固な要塞の島となりました。
城壁で囲まれたこぢんまりとした街は、教会や宮殿、民家といったさまざまな歴史的建造物で埋め尽くされています。
トロギールへのアクセスは、クロアチア有数の観光地スプリットからバスでおよそ40分。スプリットからの日帰り旅にぴったりです。
旧市街への入口となる北門をくぐれば、そこはまさに中世の世界。
迷路のような石畳の路地には、13~15世紀の建造物を中心に、ロマネスクやゴシックなど多彩な建築物がぎっしりと並んでいて、「中世のテーマパーク」といっても過言ではありません。何世紀にもわたって時を止めてしまったかのような街並みに、きっと感激してしまうはず。

トロギール観光の中心が、イヴァン・パヴァオ・ドゥルギ広場。ここには、聖ロヴロ大聖堂や市庁舎、時計塔といった象徴的な建造物が一堂に会しています。

なかでも、トロギールを代表する建造物として名高いのが、聖ロヴロ大聖堂。

クロアチア全土でも指折りの教会で、13世紀初頭に建設が始まり、ようやく完成を見たのは17世紀になってからのこと。そのため時代の変遷にともなって、ロマネスク、ゴシック、ルネッサンスといった、異なる建築様式が混じりあっているのが特徴です。