【世界初の試み】地下アイドル「仮面女子」の新曲を作詞したのはなんとAIだった

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昨今、近未来を感じるような製品に欠かすことのできない要素と言えば、AI(人工知能)ですよね。
人工知能の発達により我々の社会構造は大きく変わり、約半分の職業はAIに取って替わられてしまうという話もよく聞くことでしょう。

その中でも生き残ると言われているものにはデザイナーや振付師などのクリエイティブな職業があります。

しかし、その話を覆しそうなニュースが飛び込んできました。
なんとAIが作詞をした曲が、世界で初めて日本で生まれてしまったのです!


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世界初!AIが作詞「電☆アドベンチャー」/仮面女子

出典: YouTube

この歌詞を聞いただけで、AIが作詞したものだと分かる人はどれだけいるでしょうか?
言われなければわからないほどの違和感のなさ!

しかも一枚のイラストから一曲を作り出してしまったというから驚きです。

ちなみに歌詞全編はこちら。

「電☆アドベンチャー」作詞:AI(人工知能)

星、見つけよう!!まぶしい世界 三日月に響け
ブルーの川をきらり染める 黄金(こがね)がブルーに照らす時
白い川と落ち合うバラード 初夏のりんごが憧れそうで

オレンジ咲いてひらひら 若い星を運ぼう
デビューで咲こうラブストーリー 月夜のふと影に

星、見つけよう!!暖かい羽
おしゃれとデビューに憧れ 好きな話し出して飾ろう
ずきずき三日月 響いて活躍 Yeah!

フルーツみたいに染める黄金
夕日がおしゃれに浸かる時 
浅いルージュ屈託の時 僕の背中が泣いていそうで

一つ一つ始めて 星の花火まとおう
海とデビューに泳ごう Pyuee
闇を蹴り飛ばそう

月、追いかけて!!眩しい星 オシャレに極めに飛ぼうじゃん
すぐ眠らないストーリーで
かわいいドレス 運ぼうオーロラ!Yeah!

柚子の羽舞う冬に 星の船シラシラと
翼の幻 夢見るぞ 明日と詞紡ぎ
さら舞おう

夜、抱きしめる! 月を祈りに うさぎを招いて笑おう
にこにこうぱうぱブルーベリー
月明かりを 包みこめ

夜、追いこそう!!詩的な自由
輝く川がこみ上げる 助け合って月を染める

いろんな明日
挑戦、 めちゃくちゃ!Yeah!

無邪気に伝説!Yeah!

出典: YouTube

「初夏のりんごが憧れそうで」「夕日がおしゃれに浸かる時」なんて詩的な表現も飛び出しながら、「にこにこうぱうぱブルーベリー」なんてかなりユニークなフレーズまで詰め込まれたこの曲。
クリエイティブな職業には向かないとされていた人工知能が、ここまで独創的なものを創り上げるとは驚きです。

AIに作詞をさせるに至った経緯とは?

出典: 共同PR通信

今回このプロジェクトを担当したのは、電気通信大の坂本教授。
もともとはオノマトペ(擬音語・擬態語)を研究している方です。

「ぷにぷに」や「ちくちく」などのオノマトペを"あたたかさ"や"上品さ"などいろいろな方向から数値化し、色や単語と結び付けさせたんだそう。
それから単語と色を結びつけることにも成功。「桜=ピンク」という実体のあるものを色と結びつけただけでなく、「人工知能=灰色」など、実体のないものまで人工知能はイメージできてしまうんです。

そして一枚の絵からオノマトペや色、そして単語を駆使して作られた一曲の歌詞。
この曲が我々と人工知能の関係をまた見直す一曲となるのかもしれません。

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