ケアマネージャーとはどんな仕事? なるにはどうすればいい? (2/4ページ)

学生の窓口


※定められている国家資格……医師、理学療法士、言語聴覚士、歯科医師、作業療法士、あん摩マッサージ指圧師、薬剤師、社会福祉士、はり師、きゅう師、保健師、介護福祉士、柔道整復師、助産師、視能訓練士、栄養士(管理栄養士含む)、看護師、義肢装具士、精神保健福祉士、准看護師、歯科衛生士

そしてもう一つは、
・介護老人福祉施設や保健施設などで、生活相談員、支援相談員または相談支援専門員としての仕事に就いており、5年以上かつ900日以上の実務経験があること
となっています。
※2015年(平成27年)に受験資格の見直しが行われ、2018年(平成30年)度から上記受験資格になります

試験は「介護支援分野」と「保健医療福祉サービス分野」の2分野から出題されます。この試験に合格した後に実務研修を受けることになり、それが終わればケアマネージャーとして登録されます。

厚生労働省が公開している介護支援専門員実務研修受講試験の統計データによると、2016年(平成28年)に行われた第19回は12万4,585人が受験し、合格者は1万6,280人。1万人以上が合格しているのを見ると、そこまで難易度が高い印象は受けませんが、合格率で見ると13.1%。合格者約1割の難関試験といえます。また、受験資格のうちの「国家資格取得」自体が難関ですよね。

ちなみに第19回の職種別合格者数も公開されており、一番多かったのは「介護福祉士」。合格者全体の6割を占めています。ケアマネージャーは介護福祉士の仕事の幅をより広げる資格ですし、取得する人が多いのでしょう。

■ケアマネージャーとして働く人の年収は?

ケアマネージャーとして働く場合の収入はどうなっているのでしょうか? 厚生労働省の「平成28年賃金構造基本統計調査」のケアマネージャーの「職種別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額」を参考に年収を算出してみたところ、以下のようになりました。

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