お給料・待遇or仕事内容への憧れ、就活の企業選びはどっちを重視すべき?

就活スタイル

人生は選択の連続です。受験生のときに、入りたい学部がある大学か、それとも偏差値が高い大学にするか悩んだ人もいるのではないでしょうか。大学選びにも基準があるように、就職活動でも企業選びにおいてどちらの条件を重視するか、二者択一を迫られることがあるでしょう。では先輩たちは、お給料・待遇がいい会社と憧れの業種・職種では、どちらに重きをおいて就職先を決めたのでしょうか? 今回は就職活動を経験した社会人のみなさんに聞いてみました。

■就活ではお給料・待遇か、憧れの業種・職種のどちらを重視しましたか?

お給料・待遇   90人(59.6%)
憧れの業種・職種 61人(40.4%)

「お給料・待遇」のほうをより重視する人が多いという結果になりました。仕事が楽しいことも大事ですが、得られる対価がないことには生活さえままならないですものね。さっそくそれぞれの意見を見ていきましょう!

■お給料・待遇

●やる気に関わる

・待遇はモチベーションに繫がるから(女性/23歳/運輸・倉庫)
・給料がよくないとやる気が出ないから(女性/24歳/団体・公益法人・官公庁)
・お給料が満足できないと、モチベーションも上がらないから(女性/30歳/その他)
・待遇が悪いといつかやる気を失いそう(女性/27歳/アパレル・繊維)

●お金と福利厚生は大事

・お金が多いほうがいいと単純に思っていたから(男性/34歳/運輸・倉庫)
・目先の金が大事だった(男性/37歳/学校・教育関連)
・お給料がよくないと生きていけない(女性/25歳/生保・損保)
・福利厚生が大事だと思ったから(女性/23歳/人材派遣・人材紹介)

●長く勤めるため

・終身雇用・定年まで勤められるかどうかだったから(男性/50歳以上/運輸・倉庫)
・長期的に勤務するために待遇面を重視した(男性/38歳/金融・証券)
・仕事の内容がどんなものであれ、お給料がよくないと結局それが不満の原因になって仕事を辞めたいと思ってしまいそうだったから(男性/25歳/医薬品・化粧品)

■憧れの業種・職種

●好きなことを仕事にしたい

・事務がしたかったのでそれを希望で考えた(女性/23歳/自動車関連)
・好きなことを仕事にしたかったから(男性/27歳/小売店)
・自分のやりたいことを仕事にしたいから(男性/28歳/団体・公益法人・官公庁)
・やりたいことをやりたいから(女性/22歳/情報・IT)

●お金は重視しないから

・お給料などの大切さがわかってなかったから(女性/28歳/その他)
・給料は二の次(男性/33歳/機械・精密機器)
・給料は最低限あればよいと思った(男性/27歳/商社・卸)

■その他

・お給料・待遇。仕事内容は入ってから慣れればどこも同じ(女性/28歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
・お給料・待遇。ある程度やりたいことであったので、後は金銭的な面で優遇されているほうを選ぶ(男性/42歳/その他)
・憧れの業種・職種。興味のないことを仕事にしても続かないと思ったため(男性/22歳/運輸・倉庫)
・憧れの業種・職種。大手企業に就職することはできないので、やってみたいことをやらせてくれる会社を選んだ(男性/39歳/学校・教育関連)

もしもその会社で10年、20年働き続けていこうと思ったら、給与の多寡は無視できない条件の一つとなります。長期的な人生設計を考えるうえで、お金は避けては通れない課題ですものね。

いかがでしたか? 生きがいか実利か……いずれかを選択しなければならないとき、どちらを取るかは人それぞれ。好きなことを仕事にして、なおかつ、給与・福利厚生も充実した会社へ就職できるというのが理想ですが、どちらも満たした職につくというのは、難しいのかもしれませんね。

文●ロックスター小島

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年4月
調査人数:社会人男女151人(男性67人、女性84人)

「お給料・待遇or仕事内容への憧れ、就活の企業選びはどっちを重視すべき?」のページです。デイリーニュースオンラインは、就活成功体験談就活体験談ホワイト企業志望企業企業研究カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る