北川景子『家売るオンナSP』、イモトら貢献で高視聴率13.0%に (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■あの芸人がドラマ人気に貢献

 また、本作ではこれらの制作サイドに加えて、役者陣に対する評価も高い。主人公の北川が、ぶっきらぼうに淡々と語る主人公のキャラクターに“ハマリ役”となった。さらに北川だけでなく、工藤亜須加(25)や千葉雄大(28)といった若手俳優達もそれぞれに存在感を発揮し、他のドラマや映画の起用にも繋がっている。中でも本作では、とある出演者も視聴率に大きく貢献していると囁かれているようだ。

「北川の部下役として出演していたイモトアヤコ(31)の存在が大きい。イモトの出世作といえば『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)ですが、今でも彼女の出演コーナーは、同番組の中でも高い視聴率を叩きだしています。今年の放送でも20%越えを果たしているのは、主に彼女がメーンとなった企画回で、5月28日の放送回でも20.2%をマークしました。『イッテQ!』同様に結果を出していることから、日テレとしてもありがたい存在のようです」(前出・ドラマ関係者)

 ちなみに、イモトはこれまでも数回単発ドラマの主演をつとめており、7月から放送が開始するドラマ『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系)にも、出演が決まっている。このような役者陣の相乗効果が、ドラマ全体を盛り上げたのではと関係者は語る。

「ドラマでは、脚本同様にキャスティングバランスも重要になる。人気のある北川が主演を上手く演じたことだけではなく、脇役陣の貢献も絶妙だったと言えます。これらの手法を真反対に実行し、ことごとく裏目に出ているのが『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)。肝心のターゲットとなる視聴者層の心を掴み切れず、ドラマ終盤を迎えることになりそうですね」(前同)

 スペシャルドラマにおいても優秀な数字を残した『家売るオンナ』。出演者にとってもスタッフにとっても、まさに代表作といえるものになったようだ。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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