就職先を決めるとき、「商品やサービスが好きだから」という理由で選ぶ人は少なくないと思います。ではその商品や製品、サービス、実際に入社してからはどう思うのでしょうか。もっと好きになった？ それとも嫌いになった……？ 社会人のみなさんに、自社製品・サービスへ抱く思いの入社後の変化について聞いてみました。

■入社してから自社の商品・製品・サービスをより好きになりましたか？

はい 74人（25.3％）
いいえ 219人（74.7％）

■その理由を教えてください
＜はいと答えた人＞
●長く関わるので……

・愛着が湧いた（男性／44歳／小売店）
・より理解が深まる（女性／26歳／建設・土木）
・いろんなことを調べるうちに、けっこういいと思えるようになった（男性／31歳／学校・教育関連）
・自分が関わっていると思うと好きになった（女性／48歳／その他）

●人に勧めるからには！

・自分が好きでないと、お客様にも勧められないから（女性／30歳／その他）
・自信を持って人に紹介したいと思うから（女性／46歳／その他）
・自分が好きな商品じゃないと、他人に勧められないから（男性／47歳／金融・証券）
・営業として、自信を持って得意先におすすめしたいと思えるから（男性／35歳／食品・飲料）

＜いいえと答えた人＞
●見たくないものが……

・裏側も見てしまうと、なかなかそうなれない（男性／38歳／その他）
・嫌な部分が見えたから（女性／28歳／その他）
・自社の製品の悪いところが見え、使いたくなくなった（男性／50歳以上／団体・公益法人・官公庁）
・むしろ中を知って嫌いになった（男性／32歳／電機）

●会社の悪いところを体感してしまい……

・会社の裏側が見えてしまったから（女性／50歳以上／情報・IT）
・過酷労働で好きになれなかった（男性／39歳／学校・教育関連）
・会社の闇を知ってしまったから（男性／24歳／食品・飲料）

なんと7割以上の人が、入社してから好きでなくなってしまったという意見に。仕事で裏側に接しすぎて、プライベートで見るのも嫌になってしまったという人もいました。

いかがでしたでしょうか？ 商品やサービスが好きだからこの会社に入りたい！ と思っている学生にとっては、少し寂しい結果だったかもしれません。とはいえ、自社製品のよさをますます実感したという社会人もいたので、商品・サービスの種類によっても印象が変わってくるものなのでしょうね。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時：2017年5月
調査対象：社会人男女293人