大竹しのぶ「男を吸い尽くす」魔性の手口(1)略奪婚で「泥棒猫」と罵倒された

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大竹しのぶ「男を吸い尽くす」魔性の手口(1)略奪婚で「泥棒猫」と罵倒された

 女優の大竹しのぶの奔放発言が、大きな波紋を呼んでいる。「過去に関係を持ったのは30人以上」であることを認めて、その相手を巡ってさまざまな情報が駆け巡る騒動となったのだ。かつては二枚目俳優とも浮き名を流し、現在も年下俳優へ秋波を送るという“魔性の女”テクは健在だ。その妖艶手口をすべてバラす。

 59歳という年齢を感じさせない大竹しのぶが無邪気な素顔をかいま見せたのが、5月9日発売の「婦人公論」誌上。お笑いタレントの清水ミチコ(57)と脚本家の三谷幸喜氏(55)との座談会で、数々の男遍歴をアッケラカンと開陳したのである。

「でも野田さん、あの時期は書くものがイマイチになっちゃって。さんまさんも、私と結婚している時は、ちょっとつまんなかったし。あ、こんなこと言うなんて、ひどいなぁ、私」

「野田さん」といえば、かつて同棲関係にあった劇作家の野田秀樹氏(61)。「さんまさん」は、言わずと知れた「2度目の結婚相手」明石家さんま(61)のことである。さらに、三谷氏が「じゃあ、今まで関係のあった男を集めて番組を作るとしたら、成立します?」と畳みかけると、間髪いれずに清水も応戦。「およそ30人くらい?」と尋ねると、大竹は「もうちょっといる‥‥」とアッケラカン。なんと、これまでの経験人数まで白状するではないか。

 大竹のデビュー当時を知る関係者が語る。

「学校では常に委員長、何でも自分でできてしまう自信家で、小学校時代から女優を目指していた。父親が病弱で仕事ができず、妹をおぶってレッスンに通うほど家は貧しかった。5700人のオーディションを勝ち抜いただけに演技力はズバ抜けており、しかも10代のうちから早坂暁、五木寛之、仲代達矢、五社英雄など一流と呼ばれる大御所と面しても憶することはなく懐に飛び込んでいく度胸があった」

 振り返れば、大竹が芸能界にデビューしたのは今から43年前。当時高校2年だった大竹は、フォーリーブス・北公次主演ドラマのオーディションに合格。その後、映画「青春の門」で豊乳ヌードを体当たり披露したことで、若き演技派女優として一躍脚光を浴びた。その頃から、童顔ながらどこか熟女然とした妖艶なエロスを放っていたのも事実だ。

 世間をアッと言わせたのが、82年のTBSの敏腕ディレクター・服部晴治氏との17歳年の差婚。当時、服部氏と同棲していた歌手の中村晃子(69)から「泥棒猫」と罵倒されても略奪婚に成功した大竹は、それ以来「魔性の女」の称号を得ることに。

「服部さんは東芝日曜劇場を手がける売れっ子テレビマンでしたが、私生活ではバツ2のモテ男。ドラマに端役で出演していた大竹は緑山スタジオで人目をはばからず服部さんにすり寄り甘えていた。一部の先輩女優からは、“女”を使って枕営業で役を得る大竹とは共演NGと厳しく非難する声もあったが、意に介さなかった。あの舌足らずな口調で、好きな相手には目を見つめて質問攻撃をするんです。どんな男でも落ちますよ」(TBS関係者)

 しかし、結婚後まもなく服部氏に末期ガンが発覚する。

「医師から余命宣告を受けても、大竹は『それでも子供を産みたい』と長男を出産している。局看板ディレクターと結婚し、女優、妻、最後に母としての座を死守した大竹の執念は見上げたものと言うしかない」(芸能デスク)

 87年、緑山スタジオで行われた服部氏の葬儀で、憔悴した大竹が幼い長男・二千翔(にちか)君の手を引く姿が見る者の涙を誘った。

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