「痛い意識高い系女子」と「本当に意識が高い女性」の違い (2/2ページ)

恋学

そして、自分の目的を実現するには、どういうアクションを起こせばいいのか、どんなステップを踏んでいけばいいのかを、動き出す前に明らかにします。

営業力と実行力があるか?

筆者が尊敬する30代女性で、現在は東京都渋谷区に個人事務所を構えている方がいます。元々は地方で小さなお店を開いていましたが、成功を夢見て上京し、本を出したいと何百枚も原稿を書きためて出版社に掛け合い、そのための人脈も作りました。

上京から6年、その方は今年まで13冊の本を複数の大手出版社から出してらっしゃいます。彼女のような人こそ、本当に意識が高い人だと思っています。

「本を出したい」という目的が明確にあり、それを叶えるための実行力、出版社に自らアポを取って原稿を売り込む営業力があるからこそ、成功できているのです。

彼女は人脈も広く、つねに「いろんな人と出会いたい」と考えるようですが、それは単に群れるためではなく、自分が不得意とする分野が得意な人や、自分にない知識を持つ人と接して刺激を与えられたい、もっと成長したいと考えるため。

また、彼女は一人だけに執着したり、派閥じみたグループを作ったりはしません。「みんなと公平に、対等な付き合いをしたい」というスタンスを貫きます。

一方、痛いと思われてしまう「意識高い系」は、自立や自己実現というカッコいい流行りに乗せられて、アピールはするものの具体的な目的の実現化ができず、オシャレなカフェやホテルのラウンジでお茶会を繰り返します。

もちろん、本当にためになるセミナーや談話会もあるのですが、そこで教わることを100%生かすことはできないのでしょう。

結局のところ、ビジネススキル!

渋谷に事務所を構える成功女性と、いわゆる「意識高い系女子」の最大の違いは、ビジネススキルです。ブームとはいえ、誰もが簡単に個人事業主になって、平均的な会社員の月収より多く稼げるわけがありません。

独立開業した人の、1年後の生存率は62.3%、3年後は30%というデータもあります。約3分の1は1年を待たずに廃業してしまっているのです。

自立して、自分の好きなことを仕事にしながら、自由に生きる。それは、とても素晴らしいことです。しかしそこに、堅実で安定した収入が見込めないと、どれだけ意識が高くても自己実現は不可能でしょう。ビジネスは高い意識だけでは成り立たないのです。

独立ってステキだなと思っても、脱サラして開業したときに、毎月まとまった収入を得るだけの「商売っ気」が自分にあるのかを、冷静に確認してみることが大事。そうしないと、痛い「意識高い系女子」と思われてしまうかもしれません。

Written by 沙木貴咲

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