AVギャルが病まないためにやること:瀬名あゆむ連載98 (2/3ページ)
そう、自分が出演した作品を観て、自分の裸体を全身くまなくチェックするんです!
それこそね、男優さんとのカラミとかを観てると、「あ、ここに贅肉ついてる!」とかが一発でわかるんですよ。どこかに吹き出物やニキビが出てもすぐにわかる。そういうのは撮影前にメイクさんに頼んでファンデーションで隠すこともできるけど、やっぱり元々ないに越したことないので。さらにね、「太ったな」だけじゃなく、痩せすぎてギスギスしてないかも、映像として裸で動いている自分を観れば確実にわかります。
精神の疲れとか歪みは確実にカラダに出ます。だから常に自分の全裸を、それも動く全裸を眺める機会を持つことは、「病み防止」にとても有効なんです。
芝居の下手なAV女優はシラケるから……再デビュー後の私は毎月4本平均くらいで撮影していたので、作品リリースされるたびに観ることで、客観的に自分を見つめることができました。それは、ただ裸をチェックするだけじゃなく、自分がやっている仕事=AV女優という位置を常に確認する作業であったとも思います。そうやって客観的に自分を眺めることもまた、「病み防止」の大きな力になっていたと思います。
あと、作品内のお芝居のシーンは絶対観ていました。ドラマ系のAVの場合、お芝居の演技が下手だとシラケるじゃないですか。せっかくエロい女優さんなのに台詞があまりに棒読みだったりすると萎えちゃいますよね。
AVの撮影現場ってやっぱりカラミが中心だから、芝居にあまり時間をかけれないんです。なので私はお芝居シーンは出来る限り何度も観直して自主勉強してたんです。自分的にも下手な演技を映像で残したくなかったので……。
そしてやはり最大のチェックポイントはカラミです。そう、ある意味一番重要なカラミ自体のチェック。
カラミについてはね、最初にあげた「自分の作品を自分で観るの?」以上に質問をよくされました。
それは、「カラミで感じてるの?」という質問。
つまりは、「AV女優ってAV撮影で感じてるのですか?」ってことです。