タレントの上沼恵美子が6月4日放送のバラエティー番組『上沼・高田のクギズケ！』（読売テレビ）で夫への不満をぶちまけた。この日、番組では阿川佐和子をはじめ、熟年結婚した芸能人を取り上げていた。

MCの上沼は「この年代（60代）になると寂しさや孤独が押し寄せるんですよ」と言い、自身も夜起きて「これからの人生、残り少ない人生どうしようとか、やっぱり思うんですよ。悪いけど、主人には…。主人には言えないけど、頼りにはしてない」と明かした。

上沼の夫である上沼真平氏は、元関西テレビ所属のテレビ演出家、プロデューサーで、常務取締役・制作局長を歴任。関西テレビ完全子会社『メディアプルポ』の代表取締役会長を務めた人物だ。

番組が熟年結婚から熟年離婚の話題に流れ始めると、上沼は「（夫から）テレビとかに行くより、本読みなさい。知性を上げなさいって言われて、ものすごい傷ついて本当に。ちょっとムっとした。上手に返せる日もあるんだけど、返せなかった」と、何やらそのときの出来事を悔しそうに振り返った。

ここで高田純次が「もうそろそろ離婚だな」と言ったことにも否定はしなかった。

ゲストで出演していた恋愛カウンセラーの羽林由鶴氏が、妻が夫との離婚を考えているときに、男性が妻を思い出の場所に連れて行くのは「絶対に止めてください。即、離婚になります」とアドバイスした。すると上沼は、5月22日に結婚40周年記念で夫と行った京都の大原三千院への旅行について、「（昔デートで行ったときの）きれいな思い出が木っ端微塵。そんな所、いかへんと思ってヒールを履いてったんですよ。ガラガラしたところ歩きにくい。（中略）大原三千院は素晴らしいんですよ。行ってる相手が相手だもん。わたし、また、歩きにくい。このときにちょっと振り向いて、ちょっと手を添えて、『大丈夫か？』とか、なぜ言えぬその口は！」と怒りをぶつけた。

4年ほど前、上沼は大阪城付近にある高級ホテルに入っていく姿をたびたび目撃され、《自宅に帰らず離婚危機》と報じられたことがある。いよいよなのかもしれない。

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