【プロ野球】9番・倉本寿彦(DeNA)は奇策か。ラミレス監督の変わり手「8番・投手」は堀内・巨人も試していた (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■堀内・巨人が挑んだ「8番・投手」

 ラミレス監督以外にも、日本で「8番・投手」を多用した監督は存在した。最近では、巨人の堀内恒夫元監督が挙げられる。

 2004年から2005年にかけて堀内監督は13試合で「8番・投手」のオーダーを組んだ。このときの9番はほぼ仁志敏久。9番・仁志、1番・清水隆行、2番・二岡智宏が塁を埋め、ローズ、小久保裕紀、清原和博の強力クリーンナップが走者を還すという戦略だった。

 ここでも「9番・仁志」という形で固定され、9番が「影のリードオフマン」役を担っていた。

 なお、阪神時代の岡田監督も2004年と2007年に、8試合で「8番・投手」のオーダーを組んでいる。

 現状、DeNAが「8番・投手」の効果で試合を制したかと聞かれれば、必ずしもそうとは言えない。もし、これが上策ならば、多くの球団で採用されているだろう。そういう意味では、ハマれば大幅な得点力アップが見込めるが、なかなか難しいオーダーなのかもしれない。

 結果によって戦略の成果は判断される。ラミレス監督は「8番・投手」の成果をどう判断するのだろうか。

文=元井靖行(もとい・やすゆき)

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