元TBS記者”性的暴行”騒動は左派勢力が仕掛けた?中国人が抱いた違和感 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 訪日後、僕は一連の安保改正反対運動をきっかけに日本の左派・リベラル層の行動に欺瞞を感じ、テレビの国会中継を注視するようになりました。国会中継を視聴するたびに思うのは野党、特に民進党と日本共産党による現政権に対する批判が大半を占めていることです。

 内閣府のデータを見ると旧民主党政権時代、日本のGDPはマイナス成長を遂げていたことが判明しました。このように国益をもたらした実績のない党が、さも国民の利益を名目として毎日のように批判している姿に大きな疑問を感じます。

 今回の記者会見上で、女性ジャーナリストは「共謀罪に対する審議をやめる必要がある」と脈絡のない発言を最後にしました。彼女の背後に左派勢力が存在する可能性は高いと思います。野党は彼女のような人間を利用して批判を唱えることではなく、多くの人が賛同するような政策を発案することが安倍政権に対する最大の攻撃方法となるでしょう。

 Appleの元CEO・故スティーブ・ジョブズは 生前「アップルが勝つにはマイクロソフトが負けなければ、という視点を乗り越えなければならない」という言葉を残しました。「勝利を収めるためには相手を批判することばかりを考えては駄目だ」と言う意味です。僕は現在の日本の野党はこの言葉を座右の銘にするべきだと思います

著者プロフィール

漫画家

孫向文

中華人民共和国浙江省杭州出身、漢族の33歳。20代半ばで中国の漫画賞を受賞し、プロ漫画家に。その傍ら、独学で日本語を学び、日本の某漫画誌の新人賞も受賞する。新刊書籍『中国が絶対に日本に勝てない理由』(扶桑社)が発売中。

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