浜崎の体形変化は、以前から度々話題になった。5月から始まっている全国ツアー『Just the beginning ‐20‐ TOUR 2017』では、海外の大物ミュージシャンをマネして来場者に写真撮影およびSNS掲載を許可するも裏目に。派手な金色コスチュームを着た写真は「観客を煽る女子プロレスラーみたい」「まるで森三中の黒沢かずこ」などと揶揄された。

　過去に出演した『ミュージックステーション』（テレビ朝日系）では、体形の変化のみならず、歌声の劣化も話題に。高音部が歌えず、もはや歌姫とは言えぬボロボロの有様を晒した。

「浜崎の劣化が大きく話題になっているのは浜崎本人のインスタグラム投稿にあるのでは。時にはファンから『加工している』と指摘されるほど、極端に痩せた体形を披露することもある。こうしてインスタグラムで極端な姿を次々に公開するので、現実とのギャップが大きくなってしまう。SNSによる悪循環が止まらない状態です」（前出・記者）

　メディアに露出する度に劣化が話題になる浜崎。まずは裸の王様状態を抜け出すべく、自分に「NO」を言ってくれる側近の存在が求められているのかもしれない。

文・海保真一（かいほ・しんいち）

※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』（宙出版）ほか多数。