マイクロソフトの人工知能が『パックマン』の史上最高スコアを達成! (1/2ページ)
米マイクロソフトが、人工知能ベースのシステムを使用して、1981年に発売されたアーケードゲームの名作『ミズ・パックマン』の史上最高スコアを達成したことを明らかにした。
この記録を叩き出したのは、今年マイクロソフトに買収されたディープラーニング・スタートアップの“Maluuba”チーム。その記録はレベル201での999,990点で、事実上のカンスト(カウンターストップ)を記録したというものだ。
『ミズ・パックマン』はパックマンのクローンゲームとしてリリースされた強化版であり、今回の記録は家庭用ゲーム機“Atari 2600”版のミズ・パックマンで達成された。
パックマンのようなシンプルなゲームを攻略するために高度なAIの研究が必要なことは奇妙に思えるかもしれないが、MaluubaのプログラムマネージャーRahul Mehrotra氏によると、実際にはプレイ中に発生する様々な行動パターンを攻略するプログラムはかなり複雑なものだという。
特にオリジナルのパックマンに比べて、ミズ・パックマンはゴーストの行動パターンにランダムな要素が追加されるなど、攻略にはより複雑な計算を必要とする。
今回、使用された“Hybrid Reward Architecture”という分割統治メソッドでは、ゲームをクリアするという目標を掲げつつ、各パターンに異なる問題を分割して担当する150以上のAIエージェントを設定し、より高位のAIが重みづけを行うことで最終的な行動を決定する。